たばこ問題 不誠実企業

このページの背景は、煙にまみれ、穢れ無き子供の体が病魔に 蝕まれていく現状をイメージして、加工した背景です。

リスト表示は廃止にしましたが、悪質企業であるとの主張は変えません。 今もなお悪質な喫煙者の加害行為を多くの企業が黙認しています。 この現状に多くの方がうったえるべきであると、この場で主張したいです。

さて、ここでは替わりにJTに対しての見解を述べることにします。 JTとは即ち日本でタバコを販売している企業のことであり、 事実上日本市場のタバコを管理している企業です。当然のごとくタバコ税増税などには反対しています。 自分が訴えたいのは、利益を優先するあまりタバコの抱える諸問題を計画的に隠蔽したことです。 マナーの定義に関しては最近はよくはなっていますが、形だけというのが現実です。 ボランティアに積極的な印象はありますが、その場しのぎの隠蔽工作の一つという印象を感じます。
そこで、JTは何をすべきか自分は問いたいのです。タバコが引き起こす諸問題や迷惑行為など、 それを管理会社として責任もって誠意ある対応を積極的に行ってもらいたいのです。 でなければ、永遠に非難されるべき企業であるといえるでしょう。
そして、タバコが引き起こす諸問題を分かっていながら一方的に増税を拒否する姿勢が 自分は最も腹立たしいのです。増税を拒否するからには、 それ相応の理由を示すために、タバコが引き起こす諸問題の解決に一層の力を入れてもらいたい。 そうでなければ、増税は甘んじて受けるべきです。

とりあえず、公共施設を運営する不誠実企業の喫煙者の権利を守るという主張は、 タバコの害から逃れたい人の生命を脅かす、殺人に値する行為です。 特に子供は何倍もタバコの害を受けやすいです。このような企業は、 多くの子供たちの命を奪うことに値していることなのです。これが許されていいのですか?

JTの情報操作

JTが行う卑劣な情報戦略のことが分かりました。 恐るべきことなのですが、多くのテレビ番組の(特にニュース)スポンサーとなり、 タバコの問題に関して、不都合な情報を隠蔽する情報封鎖を行っていたのです。 思い返してみれば、タバコが及ぼす悪影響を報道するニュースをほとんど見たことがありません。 そもそも、タバコの有害性を定義する番組自体ごくまれにしかありません。 知っている中では「たけしの本当は怖い家庭の医学」辺りでしょうか。
何より、タバコのパッケージが海外と日本では大きな差があることです。 海外の場合は生々しい患者の写真が載ってあり、有害性を訴える脅迫的な警告文があります。 さすがの私もやりすぎではないかと思うほどすさまじいものがあります。 もちろん、実物を見たことがあるわけではなく、サイトの情報に過ぎません。 しかし、写真を見るだけでもその印象がすさまじいのです。
でも、今の日本の喫煙者のずうずうしさを考えると、これぐらいの処置が 必要なんではないかと思います。副流煙の迷惑を考えず、身勝手極まりないですからね。 これもイメージ戦略で隠蔽しまくったJTの卑劣な手段による副産物なのでしょう。
有害性の問題で一番気にかかるのがニコチンの常習性です。 それを考えると麻薬と同じではないか?と思いますが、 どれほどのものかは喫煙者になってみないと分からないので、自分には不可能ですね。 しかし、それは隠してはならない重大な問題のはずです。 それを隠し続けて、CMや広告活動を続けるのはどういうことなのでしょうか? よくJTを死の商人と例えていますが、まさにその通りだと思います。

時代の変化

2011年1月28日追記…
この記事はすでに古い記事となり、時代もかなり変わってきました。 しかし、JTが嫌煙者の人権を踏みにじり続ける現実はあまり変わりません。 それでも他の大多数の企業の動向には大きな変化が見られ、禁煙店は 少しずつ増えてきており、煙草税増税も決まりました。今後の動きに 期待しつつ、受動喫煙による被害を訴え続けましょう。

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