天使のつぶやき(オシゴト編)

 

   ワタシのお仕事は一応ナース。そして、病院ていう所は、ほんとにいろんなコトが起こる所。

     ワタシのいる場所はHCUという高度医療室(HighCareUnite)と、救急外来。 

     マジな話、真摯にオシゴトしていても、どうしても笑ってしまうお話しとか、すこしだけ泣けるお話し、

     よくあります。その中から差し障りのない範囲ですこしづつ書いてみました。

     天使ってのはちょっといいすぎ?(笑) ただ患者さんはよくそうおっしゃってくださるので^^

     (こんなワタシでも天使に見えるらしいです^^;)

       

     

     アルカホリック

     いわゆるアルコール依存症(中毒)です。「血を吐いた」とか胃潰瘍、肝硬変で入院してくるかたのなかに

     多いです。 これってほんとフシギな病気です。アルコールが切れると、まぁ軽いものでは手が震えたり

     しますけど、かなりの中毒だと「キレ」ます。表現はまさにキレる、としかいいようがありません。お酒を

     飲みに行きたいらしく、家に帰りたがりベットの柵を乗り越えて歩き出し、止めると殴りかかったりします

     (−−;) こういう時の患者さんの口走る一言って意外におもしろい。

     「ビールはキリン1番搾りがいちばんオイシイ〜」とか「しま〜ちょうだい^^」と極上の笑顔でいいます。

     アルコール離脱症状といいますが、十中八苦柵を乗り越えます。ベッド柵をおろすのなんてカンタンなの  

     に乗り越える。これが、正常な判断力を欠いているというひとつの目安かも。 そしてこれが3日間ほど

     続いて、すこしづつ正常に戻ります。

      ちょっと許せないのは、この3日間のことをぜんぜん覚えてないってこと。だから又繰り返すのかも

     しれない。できれば本人に1番みてほしいな〜と思うんですけどね。タイムボカンとかあるといいんですけど

     (笑)

 

 

    高校野球

    ヒトってみな高校野球スキですねぇ。特に夏なんかは沖縄のチームがでていると、どこの家からも歓声が

     あがり、道を歩くヒトは激減。そんな中歩いている私はもしや非国民?^^;

      ワタシのことは置いといて。病院では高校野球というと、一抹の不安がよぎります。去年は確か・・・

     興奮して脳出血を起こして来たひとが・・。一瞬にして廃人、、、 

     またくるのかなぁ・・・?

     そして今年も、きました。(><) 心筋梗塞が3人も。

     全員が高校野球をみてかはわかりませんがうち1人はそうだとか。

     高校野球って要注意かもしれません^^;

 

 

    ICUシンドローム

    これはICU症候群ともいって、ん〜24時間常に明るく窓のない部屋で、さらに体には点滴やら色々な

     管がつけられている時に起こる一時的錯乱状態みたいなもの。 うちの部署でも割とよくそういうことが

     起こります。大体ワタシ達ナースでさえその部屋にいると緊張とプレッシャーでおかしくなりそうな時があ

     ります。ましてや患者さんは多分病気の不安とか痛みとか、ベッドから降りれない苦痛などが重なってそう

     なるんではないかと思います。

     出勤してすぐに患者さんとアイサツをかわして、ん?なにか言動がおかしいな?と思う時 はやっぱり要

     注意。。ひどくなると安静なのに「家に帰る〜」と管を引きぬいて起きだすことが。。(泣)

      この、人の精神状態っていうのを見分けるのとても難しいです^^;  もともと一風変わった人とか

     元々ワガママな人っていますし。

 

 

    ハイパーベンチレーション

    これも救急外来に多い、フシギな疾患です。 ニホンゴで「過換気症候群」といいますね、コレ。

     カゼや疲れなどが引き金になり、精神的に追い詰められた時に、だんだん息が苦しくなり手足がシビ

     れてくるっていう病気です。特に重いものではありませんけど、本人にとっては息が苦しいしいつ急に

     発作が起こるか知れないのでコワイものだと思います。 これに対しては、まあペーパーバック療法と

     いって紙袋を口にあてて、ちょっと二酸化炭素を多く酸素を少なく吸っていただければ20〜30分では

     良くなります。

     これってじつはワタクシ憧れの病気ナンバー1。  コレで来るヒトってみんなか弱くて、なにか守って

     あげたくなるタイプ。そこがなんかイイ。 私ハイパーベンチもってるの、って言ったら医療関係では

     おっ?このヒト意外と繊細、って思いますよねやっぱり(笑)

 

 

 

    リストカット

    こんなコト書いてもいいんだろーか。しかし、しかし、、気になるモード全開、、、

     今回はいわゆる自殺について。 ワタクシ病院に勤めるまでこんなに世の中自殺するヒトが多いなんて

     正直知りませんでした。しかし、現実は意外に多かった。 最初救急隊からの情報で「リストカット1名、

     30代男性」とか聞くと、はい?手首切った?まさか?って感じでしたけど、リストカットは割と多いです。

     あと薬物中毒(睡眠薬自殺など)。引き金としては狂言な場合が多いかな?

     なんていうか、周囲に対するSOS?

     実際には覚悟のっていうことは少なく、助かるかたがほとんどです。人間そうカンタンには死ねません。

     それがせめてもの救い。

     ああなんだか生きるって切ない。

 

 

 

    夜の病院・・

     想像の通り、夜勤をしていてのお話しです。 しかも見える見えない、とかの。(笑)

     ワタシが病棟勤務をしていた時のお話しです。1時間おきの巡視をしていて、急に何かがワタシの横を

     通りすぎた気がしたんです。左側をしかもものすごいスピードで。何も見えないんですけどなにかソコに

     は絶対近寄りたくない感じがして、そのまま近寄らずに朝になりました。 そして、たまたま入院している

     患者さんにユタ(沖縄の占い師みたいなかた?)をしているかたがおり、その方が「あ〜今日はすごかった

     ねぇ。タチの悪い霊が一晩中そこを行ったり来たりしていて全然眠れなかったさぁ。アンタも火の玉見え

     なかったね?」と。 ワタシ:・・・・(無言)  それ以来ワタシは、見えはしないけど感じることは出来るん

     だなぁって分かりました。(笑) これが、見えたりしたらきっと今までオシゴトしてないよ〜〜きっと。

 

 

 

    救急って・・・?

    救急ってたぶん急いでみたほうがいい状態のことを一般的にはいうのだろーけど、実際には救急

     にも種類があって、もんのすごい重症でまさに高度医療が必要なひと、とまぁ入院しないといけない

     ですってひとと、診察してお薬やら点滴やらで帰るひと、の3種類に分けられます。 問題はそれらの

     患者がいっしょくたにソコにいるってこと。 どうやら患者さんにとっては急いでみてもらいたいのは

     皆一緒らしいけど、実際には救急の大原則はトリアージ。 トリアージというのは、今いる患者を

     赤(即治療の必要アリ)、黄(やや急いでみる必要アリ)、青(1時間くらいは待てる)、に分けて、

     もちろん急ぐ必要のあるかたから診ていくこと。

     なので決して受け付け順に診ますってワケじゃーないです。重い順にみるんす。

     そこで青に入ったアナタは、「もうっ1時間も待ってるわ!」なんて怒らないで、青でラッキー!ぐら

     いに思ってて欲しいな・・って時々思います。 

      んーつまり救急外来ってコワいんですワタシ。「私の後に受け付けした人が先に呼ばれたけど?」

     →だから受け付け順じゃないってば(泣)  「気分が悪いのにいったい何時間待たせるんだ?」→

     ここにいる人みーんな気分悪いんですよ、、トナリの部屋にいる意識ない人よりはマシかと思うので

     お願い、待っていてください。