異文化間コミュニケーションセンター附属日本語学校

 

完全少人数制

 当校は学生一人ひとりのレベルと適性に対応した少人数制のクラスで授業を行っています。1クラスは通常多くても12名程度で、一人ひとりの日本語能力が確実に向上するように丁寧に指導します。当校の学生や卒業生に対して、多くの方々から、実力の向上において目を見張るものがあるとの評価を得ていますが、その要因の一つは少人数制にあると考えられます。多人数による一斉授業を行っている日本語学校もありますが、語学力向上のためには何よりも少人数で集中的に学ぶことです。

 

多方面にわたる課外授業

 文化・習慣・歴史などを学ぶことを通じてその国を理解することは、語学学習にとってたいへん重要な要素です。過去から現在までの日本と沖縄の実際の姿を多面的に知るために、当校は、名所旧跡はもちろんのこと、多方面にわたる様々な施設の訪問・見学、そして地域との交流なども授業の一環として取り入れています。 

今年度も、沖縄に関する国際観光会議や、地元小学校の国際交流授業に参加するなど、日本や沖縄の実際について実践的に学ぶようにしています。

これは学生からも好評を得ており、語学力の上達にも大きな効果を上げています。

 

大学に囲まれた環境

 当校の近くには、琉球大学、沖縄国際大学、沖縄キリスト教短期大学があり、沖縄県内で最も学生の多い地域です。書店など学生向けの施設も充実しています。大学によっては図書館を一般公開しているところもあるので、授業以外の時間はそういう場所を利用するのもいいでしょう。真剣に勉強しようと考えている人にとっては最高の環境です。

 

日本本土の大学・大学院へのアクセス

 卒業後の進学先として日本各地の大学・大学院の情報を提供しています。日本の大学の中には、外国人留学生の受け入れを進めるために、授業料の減免など、経済的な支援を充実させているところが少なくありません。また、進学希望の大学が決まった学生については、進学準備のしかたをきめ細かに指導します。 

 

インターンシップ・プログラム

 当校は、県内の企業などで実地研修をするプログラムを実施しています。教室で勉強した日本語の力を実社会で応用する訓練になるだけでなく、世界でも関心の高い日本の企業文化に直接触れるまたとない機会でもあります。また、最近は外国人の雇用に関心を持つ日本企業も増えています。日本での就業を希望する方には、本校としても積極的に応援することができます。

 

21世紀の鍵を握る沖縄

 サンゴ礁に彩られた美しい海を目指して年間400万人の観光客が訪れる沖縄は、国内有数のリゾート地です。また2000年7月の主要国首脳会議(サミット)が沖縄で開かれたことは、沖縄が日米関係の焦点として世界の注目を集め、21世紀のアジアの鍵になることを象徴するものです。日本の中で、独特の歴史的文化的背景を持った沖縄をぜひ直接体験してください。