グラフィックス
レーザーディスプレイは大きく分けますと、レーザーを利用した写真技術(ホログラフィ)とレーザーを直接使用して行うイベントパフォーマンス(レーザーライトショー)に分かれます。さらにレーザーライトショーは、空中に光の壁や光のドームを見せる空間効果と、スクリーンや壁に文字や図形を投影するグラフィックスに分かれます。ここでは、主にグラフィックスについて書いてあります。
[図 形]
レーザー光線をオプティカルスキャナーでコントロールする事により、スクリーンに様々な図形を描く事ができます。
グラフィックスは、レーザー光線の強指向性を利用しており、通常の映像機器のようにフォーカスに気を使う事なく、投影する事ができ、距離や大きさの自由度が高いため、ビルの壁面や雪原、雲等に図形を描く事ができます。
スライドやビデオプロジェクター等に比べて投影面の自由度が高く、ネオンに比べて内容の変更が簡単です。
[文 字]
オプティカルスキャナーに与える電気信号をコンピュータでコントロールする事により任意の文字を描く事ができます。スキャナーの特性上、スキャナー1台で一度に表示できる文字数は、アルファベット、かなで10文字程度、漢字の場合は画数で異なりますが、2〜5文字程度となります。
野外での壁面等への投影は、出力が1W以上の出力のレーザーが必要となりますが、室内の場合は10mW程度の出力でもかなりの事ができます。
[オリジナルソフト制作]
壁面へのディスプレイの場合、ご希望の文字やロゴマークを制作いたします。
制作費(デジタイズプログラム料)
指定ロゴ 1ロゴにつき \20,000 無指定文字 1ロゴにつき \15,000 アニメーション 1フレームにつき \20,000 (デザイン料は別途)
なお、機器の特性上、1台のスキャナーで一度に表示できる文字数は、
アルファベット 10文字程度 ひらがな 10文字程度 カタカナ 10文字程度 漢字 2〜5文字程度 (画数によって異なります。)
となっております。文字数が多い場合は、いくつかに分けて制作しなければなりません。
例えば、「全国優良販売店表彰式」と投影する場合、ロゴを3個に分けて制作するのが望ましいでしょう。
(例)
「全国優良販売店表彰式」と表示する場合
1.全国優良
2.販売店
3.表彰式
とロゴを3個制作いたします。
表示する場合、2スキャナーシステムの場合、1回に表示できるロゴは2個ですので、
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上図の様に2回に分けての表示となります。
また、3スキャナーシステムですと一度に3個のロゴを表示する事が出来ます。複雑なロゴや文字数が多い場合、3スキャナーシステムが有利です。
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