那覇市のシンボル花・木
那覇市緑化推進委員会の活動報告

< 那覇のシンボル(市花/市木/市花木)>
那覇市では、都市緑化を推進するため、次の樹木を士木・市花木・市花に
選定しています。(1983年(昭和58年)10月1日制定)
◇選定及び制定の経過
緑化推進の啓蒙と緑と花を愛する心情豊かな、調和のとれた文化都市づくりを
すすめることを目的に、広く市民に親しまれる木と花を市民の手で選んでもらおうと、
1983年8月に一般公募が行われました。公募にあたっては、学識経験者や
地域代表からなる「市木市花選定委員会」が設置され、公募の具体的方法などが
検討されました。市民に対しては、選定委員会が推挙する市木市花の中から、
那覇市にふさわしいと思うものを推薦してもらうよう1か月の期間を設け、
応募を呼びかけました。公募の結果を受けて、委員会で審議のうえ選定され、
9月定例市議会での議決を得て制定されました。

【市木】フクギ/Fukugi
幸福や繁栄をもたらすとされる常緑木。防風・防災樹にもなり、
また樹液は古くから植物染料として利用されています。円錐状の樹冠は、
枝葉を密生させ濃緑色を呈し、沖縄独特の亜熱帯的景観とよく調和します。


市花木】ホウオウボク/Royal Poinciana
花が中国の伝説の鳥、鳳凰に似ているため名付けられたマダカスカル原産の花木。
花の色は赤と黄色があり、梅雨明けから10月頃までに開花します。
堂々とした樹冠は涼しい木影をつくり、干ばつにも強いとされています。


【市花】ブーゲンビリア/Bougainvillea
ブラジル原産のツル性花木。花(実際は苞)は、秋から春の低温期に開花し、
色も紫、白、混色と多彩です。土壌適応力が広くて乾燥にも強く、鉢植えやビルの壁面緑化、
垣根などに幅広く利用されています。



戻る