クラカン劇場


夏の日の出来事


あれは10年ほど前のある夜・・・。
私は異常なのどの渇きにふと目が覚めました。
時間はちょうど夜中の2時頃でしょうか。
横では子供達がスヤスヤと寝ていました。
私は寝顔を見るやいなや不適な笑みを浮かべつつ、冷凍庫をあさぐり始めました。
そして見つけたのです。
白い煙の中から1本の輝くチューチュー(チューベット?)を・・・。
「大人がそんなものを?」とお思いでしょう。
でもおいしいんです。本当においしんです。
特に白いのが・・(ヨーグルト味)
さて話は戻りますが、そのチューチューを口にした瞬間、誰かのささやくような声がしました。
「おかあさん、おかあさん」
それは少女の声でした。
恐る恐る振り向くと、背後には寝ていたはずの娘が立っているのです。

「ギャァーッ!!」

と驚いた私にびっくりして、娘も「ギャァーッ!!」とお互い叫びあっていました。
そして、本当にスヤスヤ寝ていたもう1人の娘まで2人の声に驚き、
「ギャァーッ!!」と泣き出す始末・・・。
大騒ぎとなった夜でした。

教訓「真夜中に物食うべからず」


  


ゆんたくのページへ

TOPへ戻る