ねーさんは寒さにめっぽう弱い。
冬の寝床は沖縄にしては重装備である。
布団に毛布、トレーナー、トレパン。
ねーさんは環境の変化に疎い。
年が明け、どんどん暖かくなっても寝床はそのままである。
布団に毛布、トレーナー、トレパン。
ねーさんは物ぐさである。
7月、夏真っ盛りの沖縄だが寝床はそのままである。
布団に毛布、トレーナー、トレパン。
冬モードのままだから窓も閉まっていれば扇風機もない。
布団からはみ出した足の裏に、すきま風らしき空気の流れを感じると深い眠りに落ちていく。
朝目覚めたとき、日ごとに強くなる脱水症状も心地よい。
暑いとは思うのだが寝床をいじるほど不快を感じない。単に物ぐさなのである。
しかし、さすがに沖縄の熱帯夜、すぐに汗臭くなるトレーナーとトレパンに洗濯が追いつかなくなり(当たり前か)、ついには衣服の供給が途絶えてしまった。
そして、いよいよ汗臭さは布団にもおよび始めたため、布団も撤去せざるを得なくなった。
こうして9ヶ月ぶりにねーさんの寝床は模様替えとなった。
現在、毛布にTシャツと半パンで過ごしている。
おかげでやっと人並みの生活になったような気がする。
9月までは大丈夫かな・・。
追記 10月に入って元の寝床に戻った。長〜い冬モードの始まりである。
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