|
BMI(kg/㎡)25以下を目指して減量に努める。 |
① |
エネルギー摂取量 一般的な摂取エネルギー 設定値(25~30kcal/kg標準体重)より低めに設定 |
② |
炭水化物:脂質:蛋白質の摂取エネルギー比を5~6:3~2.5:2~1.5にする。 |
③ |
トランス型脂肪酸食(マーガリン、ビスケット)を控える |
④ |
GI(Glycemic Index:血糖上昇係数)の高い炭水化物(単純糖質、白パン、パンケーキなど)をさけ、GIの低い炭水化物(玄米、胚芽パン、豆類など)摂取を心がける。 |
⑤ |
食物繊維は摂取エネルギーやGIを低くする効果があり摂取を心がける |
解説 |
エネルギー摂取量は身長から標準体重を割り出し(身長(m)×身長(m)×22)一般的な摂取量(25~30kcal/kg)より低めに設定します。 摂取するエネルギー比は、炭水化物:脂質:蛋白質の比を5~6:3~2.5:2~1.5にするのが一般的です。また、トランス脂肪酸食(マーガリン、ビスケットなど)はLDLコレステロール(悪玉コレステロール、動脈硬化を促進する)を増加させ、HDLコレステロールを低下させるため、摂取を控えます。
炭水化物には食後の高血糖の生じやすさの指標として血糖上昇係数(Glycemic Index:GI)があります。 GIが高いと食後の急な高血糖から高インスリン血症を招き、糖尿病・高脂血症・高血圧を助長します。 このためGIの高い炭水化物(単純糖質(砂糖など)白パン、パンケーキなど)を避け、GIの低い炭水化物(玄米、胚芽パン、豆類など)の摂取を心がけることが大切です。
さらに食物繊維は、満腹感を味わいながら摂取エネルギーやGIを低く抑える効果があり、20~30g/日の摂取を心がけることも大切です。 |