うつ病の要因には様々な仮説がありますが、うつ病の素因や病前性格を持つ人に発病状況因が重なった時に、うつ病を発症することが多いと言われています。
うつ病の発症につながるような発病状況因としては、以下のようなことがあります。
1.病気やけがなどによる身体的なダメージに対する不安
2.子供の独立や失業、退職など、これまで自分を支えてきた人間関係や地位を失うことのむなしさ
3.親しい人との死別、離別などの別れることの悲しみ
4.結婚、出産、転校、就職などの環境の変化に対するプレッシャー
このように、離別や失業などの悲しい出来事以外に、結婚や出産などの喜ばしい出来事でもうつ病を引き起こす可能性があります。
しかし、発病の要因がはっきりしている場合は、比較的治りやすいと言われています。