以前には筋収縮性頭痛と分類されていた頭痛で、我が国の1年有病率は22.4%、全頭痛の56.3%を占めるという報告もあります。
頭痛の頻度・圧痛の有無により、細かく分類されています。
稀発反復性緊張型頭痛は、1ヶ月に1日未満の頻度で発現する頭痛。
頻発反復性緊張型頭痛は、3ヶ月を超えて、平均して1ヶ月に1〜14日(年間12日以上180日未満)の頻度で発現する頭痛。
慢性緊張型頭痛は、3ヶ月を超えて、平均して1ヶ月に15日以上(年間180日以上)の頻度で発現する頭痛です。
さらに、頭痛の頻度や性状が診断基準(専門的になるためここでは表示しません)の5項目中1項目のみ合致しない場合には、緊張型頭痛の疑いに分類されます。 |