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映画雑文
メリー・ポピンズ
監督■ロバート・スティーヴンソン
製作■ウォルト・ディズニー/ビル・ウォルシュ
原作■P・L・トラヴァース
脚本■ビル・ウォルシュ/ドン・ダグラディ
撮影■エドワード・コールマン
作曲■アーウィン・コスタル
音楽■ロバート・B・シャーマン/リチャード・M・シャーマン
出演■ジュリー・アンドリュース/ディック・ヴァン・ダイク/デヴィッド・トムリンソン/グリニス・ジョンズ
1964、アメリカ



 娘に観せたいと思って,という理由で実は私の好みで購入したビデオに「メリー・ポピンズ」があります。
それが何年ぶり?おそらく10年近くぶりに観たにも関わらずオモシロくて!

 ただし,日本語吹き替え版は歌も日本語なのでビックリしないようにね。(MGMは唄はオリジナルだったのにな)

 ジュリー・アンドリュースはこの作品で映画デビューしオスカーも手にしていますが,そんなことより何より,バンクスお父さん(デヴィッド・トムリンソン,声:永井一郎)が最高!大好きです,このキャクラター!
 子どもの頃に観た時にはこのお父さんの記憶は皆無なのに,今この年齢になるとメリーやバートよりバンクス夫妻に注目してしまいます。

 一家の大黒柱たるべく仕事人間のお父さんと娘達のためにと毎日女性参政権の集会に出かけまくるお母さん。何だか現在もありがちですよね。
それがメリー・ポピンズの出現で魔法にかかったのは子どもではなく大人達…

 いよいよクライマックス,取り付け騒ぎを起こした責任をとるためお父さんは銀行に向かいます。
 この時のBGM「Feed The Birds」に涙,涙…。何度観ても,くるぞくるぞと構えていても涙,涙…。
 ジュリー・アンドリュースが唄う時よりもオーケストラのインストゥルメンタルの方がグッときます。

 覚悟していたとおり解雇を言い渡されてガックリ,ふとポケットの中の2ペンス(!)に気付いた辺りからお父さんは豹変します。
 「ちょっぴり砂糖〜があるだ・け・で〜♪(Just A Spoonful Of Sugar)」と唄い出して,その2ペンスを銀行のお偉いさんに叩き付けて意気揚々と去っていく!

 家に帰ったお父さんは一晩中地下室で破れた凧を直していて,翌朝家族4人で凧上げに行くんです。
ラストの曲が「凧を上げようあの空高く,さあ行こうみんなで〜♪(Let's Go Fly A Kite)」。
 もう最後はメリーさんの存在は吹っ飛んじゃいました。

 「凧を上げる」というのは何かの喩えかな?う〜ん。

 結論,これは子育ての映画です。今観るべくして観たのかもしれません。……ちょっと無理があるかな?

 「オズの魔法使い」に共通する主題の様な気がします。
ああ,スクリーンで観たいなぁ〜


 娘はこの二つのミュージカルが好きで,「オズの魔法使い」は「ドロシー」,「メリー・ポピンズ」は「メリーさん」とちゃんと区別して認識しているようです。
 ディズニー・アニメは不発。


 さあ明日はどちらをおねだりするのかな,タッタカタ!



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