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映画雑文
シリアル・ママ‐未完
監督・脚本■ジョン・ウォーターズ
出演■キャスリーン・ターナー
1994、アメリカ



 たまたまTVをつけて放送していたのがコレ。
 物語はすでに半分を過ぎていて、「コメディね」と絶対(!)思っていたら、突然ママが映画「アニー」のビデオを観ているオバサンを鳥のもも肉の固まりで撲殺(!)してしまうのです。
 オチはどうなるの?…いいえ、ホントに死んじゃいました。

 その後も男性1人を火あぶりにするなど、計6人(たぶん)を実に明る〜く殺害して、当然(!)逮捕されるのですが、その裁判で弁護人をいきなり解雇し自分で自分の弁護を始め「無罪」を主張する…!?

 さらに警察に捕まるまでの間、彼女は「シリアル・ママ」としてマスコミにもち上げられ、まるでスター並みの扱いをする街の人々…

 ナンナノコノエイガ…。

 …と、ここまで観たところでタイム・オーバー。出かけなければいけません。

 事の始まりもよく分からず、その顛末も見とどけることが出来ませんでした。
 あのノリからすると、もしかして無罪になるの?
 と〜ても消化不良。

 この超クレイジー・ママを演じているのがキャスリーン・ターナー。

 主な出演作:ジュリア・ジュリア、白いドレスの女、2つの頭脳を持つ男、孤高の戦士、クライム・オブ・パッション、ロマンシング・ストーン 秘宝の谷、男と女の名誉、ナイルの宝石、ペギー・スーの結婚、ディア・アメリカ 戦場からの手紙、偶然の旅行者、ロジャー・ラビット、スイッチング・チャンネル、ローズ家の戦争、私がウォシャウスキー、心の扉(ハウス・オブ・カード 心の扉)、アンダーカバー・ブルース、ムーンライト&ヴァレンチノ

 幅広いジャンルに出演しているので、きっとどこかで見た顔だと思います。グラマーでセクシーも売り…だった?

 見事にハマッテます。
 彼女にのせられてつい観てしまったという感じです。
 マジなの? イカレてるの? という絶妙のコンビネーションの不可解さがピッタリでした。

 ニコール・キッドマンの10年後がキャスリーン…、どうです?この二人似てませんか?
 (これが一番言いたかったの!)



 後日、監督のジョン・ウォーターズがカルト・ムービーの帝王だと知りました。
(そんなの観たことないもん)

 これですべて納得。結末はシリアル・ママの大勝利に間違いなし!
 最後まで観ても消化不良だわ、きっと…


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