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映画雑文
トーマス・クラウン・アフェアー(The Thomas Crown Affair)
監督■ジョン・マクティアナン
製作■ピアース・ブロスナン/ボー・セント・クレア
製作総指揮■マイケル・タドロス
共同製作■ロジャー・パラディソ
脚本■レスリー・ディクソン/カート・ウィマー
ストーリー■アラン・R・トラストマン
撮影■トム・プリーストリー
編集■ジョン・ライト
音楽■ビル・コンティ
衣裳■ケイト・ハリントン
プロダクション・デザイナー■ブルーノ・ルベオ
出演■ピアース・ブロスナン/レネ・ルッソ/デニス・レアリー/ベン・ギャザラ/エスター・カニャーダス/フェイ・ダナウェイ
1999/アメリカ




http://www.atclub.co.jp/1st/movie/c991119.html

http://www.toyspress.co.jp/cinefex/preview/thomas/thomas1.html
このドレスが

http://www.toyspress.co.jp/cinefex/preview/thomas/thomas3.html
ライトが当たるとこのようにスケスケになっちゃうのです〜。ん〜、セクシー…

http://www.toyspress.co.jp/cinefex/preview/thomas/thomas4.html
“お金持ち”は、こんな飛行機にも乗っちゃいます。



 スティーブ・マックィーンとフェイ・ダナウェイが主演した「華麗なる賭け」(1968)のリメイク版です。

 というわけで、冒頭にトーマス・クラウンの精神科医としてフェイ・ダナウェイの姿が登場して、物語はスタート。


レネ・ルッソ

 主な出演作品:メジャーリーグ、MR.デスティニー 、ニューヨーク・ジャスティス/許された犯罪、フリージャック、リーサル・ウェポン3 、ザ・シークレット・サービス、メジャーリーグ2、アウトブレイク 、ゲット・ショーティ 、ティン・カップ、身代金、バディ、リーサル・ウェポン4、トーマス・クラウン・アフェアー

 彼女を初めて見たのは「アウトブレイク」(1995)。
(この作品にはケヴィン・スペイシーも出ていたんですねぇ。彼はこの年出演したすべての作品「アウトブレイク」「ザ・プロデューサー」「セブン」「ユージュアル・サスペクツ」でNY批評家協会賞・助演男優賞を、「ユージュアル・サスペクツ」でアカデミー賞・助演男優賞を受賞しています。めきめきと頭角を現してきた時期ですね。ちなみにこの時の主演男優賞でオスカーを受賞したのは「リービング・ラスベガス」のニコラス・ケイジ。)

 ダスティン・ホフマンの妻で医師の役でしたが、「なんて綺麗な人なんだろう!」と見とれてしまいました。

 モデル出身でスタイルも抜群(あいにくこの時は白衣だった…)ということでしたが、その彼女は聡明で知的な雰囲気が漂う、とても好感のもてる存在でした。

 ところが!今回の彼女はちょっと「ちがう〜」。

 “男顔負けの敏腕賞金稼ぎ”という設定なのは分かるけど、もちょっとエレガンスでいてくれないと顔の皺とのバランスがとれない。

 それに、必要なのかな?、と思うくらいの肌の露出!!

 クリスチャンの彼女にとって初めてこれだけ肌を露わにしたということですが、「見ちゃってもいいの?」と思わず引いてしまった大胆なトップレス…

 あんなに大っぴらにしなくても体の線で勝負した方がセクシーだと思うのだけれど…

 それに、それに、あんなに気丈だった彼女がダンスでトーマスの体に接近しただけでメロメロになっちゃうなんて、箱入り娘じゃあるまいし、と思ってしまいました。

 そんなに簡単に恋に落ちなきゃ、物語は続かない?

 大人のロマンス、もっと駆け引きがあって、もっとプラトニックな展開を期待していたのになぁ、簡単にベッドインしちゃって残念至極…

 ま、お互い独身だからしょうがないといえば、しょうがないっか。

 トーマスとキャサリンではなく、ピアース・ブロスナンとレネ・ルッソのスキャンダルかと見紛うような熱々のロマンスに重点が置かれていました。

 つい先日、CATVで「リーサル・ウェポン3」(1992)を観ましたが、この頃は、若いんだけどまだあか抜けてない野暮ったい雰囲気で、これもちがう〜。

 あ〜ん、あの素敵なレネ・ルッソはどこへ行ってしまったの〜。
(もしかして幻想だったか…)


旧・ルパン三世

 観終わった帰りにレンタルビデオ屋に寄ってきました。

 借りてきたのは…、「旧・ルパン三世」(原作:モンキー・パンチ)

 有名なテーマ曲でよく知られているルパン・シリーズは“赤い服”のルパンですが、その前のファーストシリーズが、いわゆる、“青い服”のルパンね。

 ラスト近くのヤマ場、美術館でトーマス・クラウンが警官達を煙に巻く場面があります。
それがルパン三世で見たアイディアとそっくりだったのだ!

 旧・ルパンが好きな人でこの映画を観た人は、きっとニヤッとしたでしょうね。

 私も思わず「あっ!」と声が出ちゃったし、この場面が一番爽快でした。

 泥棒ネタはルパンで鍛えられてるもんね〜。

 で、それは何話の場面だったか、夜中に夫と一緒にビデオでチェック。
 (彼の方がルパンには詳しいのです)

 見つけました!

 第19話「どっちが勝つか三代目!」(脚本:小山俊一郎、演出:宮崎 駿/高畑 勲)と判明!!
(ルパンのおじいさんアルセーヌ・ルパンの宿敵ガニマール警部の孫がルパン逮捕のためにフランスから来日。三代目どうしの対決、という話。)

 ルパンの方はよりマンガチックなので、全くそのまま同じというわけではありませんが、アイディアそのものは確かに同じ。

 他にオリジナルがあるのか、またもやハリウッドにパクられたか…?

 ネットをあちこち見たけど、この話題は出ていませんでした。情報求む。


音楽

 さすがミュージカルの老舗MGMと思わせるセンスの良さだと思いました。

 オープニングのビル・コンティの軽快なピアノに始まり(あぁ、ピアノの音色に弱い私…)、「華麗なる賭け」の主題歌でオスカーを受賞した、あまりにも有名な「風のささやき(The Windmills of Your Mind)」のインストゥルメンタルがさりげなくバックで流れる…

 二人が恋に落ちるパーティ会場で、夜のNYの街角をふつうの恋人同士のように歩く場面で…

 この曲の使い方がホントお洒落です。

 「アイズ・ワイド・シャット」(1999)でも夜のNYの街が印象的でしたが、今回も、大都会なんだけど夜になるとクラシックな面影が漂う街並みを見ることができました。

 イルミネーションのせいなのかな、なんかNYって独特の夜の顔がありますね。

 そして、ボサ・ノヴァにアレンジされた「風のささやき」を唄うスティング…

 エンド・クレジットを眺めながら、しばし聞き入るのでした…。


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