懐中電灯を使った光通信

    一. 実験のねらい

    ハイテクな光通信も懐中電灯を使って簡単にでき、それを通して光通信の基本的な原理を理解させる。

    二. 用意する物

    懐中電灯(ちょっと加工してある。)、太陽電池、アンプ付きスピーカー

    三. 実験の方法

    @プレコーダーの音声信号をイヤホン端子から懐中電灯に入れ、懐中電灯の光を変調する。
    Aこの電灯の光を太陽電池で受け、アンプで増幅しスピーカーを鳴らす。(または、太陽電池の出力をアンプ付きスピーカーのマイク端子に入力し、スピーカーを鳴らす。)

    注意

    実験を行うときは室内の蛍光灯を消して行う。(蛍光灯をつけて行うと蛍光灯の点滅によるノイズが大きい。)
    @太陽電池の代わりにフォトトランジスタを用いると感度が増す。
    A験室の対角線(距離10数m)の距離は懐中電灯で十分であるが、更に距離を伸ばしたい場合は、変調回路付きのレーザーポインターを用いると数十mの距離も充分できる。

    わかること

    光エネルギーと電気エネルギーがお互いに変換されることがわかり、光通信は原理的には電気による発光と、光を電気に変換することであることがわかる。

でじたるこーなー

398円で買った懐中電灯にコイルを
直列につないで新しく作り変え
ました。かなり鮮明に聞こえます。
2000.11.24 浦工物理室

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