沖縄平和祈念資料館

2000年3月に開館した糸満市摩文仁にある新しい平和資料館である。99年8月11日付け新報朝刊で、壕の復元模型の一部内容の変更が報じられた。
変更後の模型では壕の中の住民に向けて銃を構えていた日本兵から銃が取り払われ、負傷兵に青酸カリ入れのコンデンスミルクで自決を強要する兵士がそっくり取り除かれている。
銃の日本兵は、その後の監修委員の指摘で元に戻す見通しだが、変更内容が沖縄戦の実相を伝える根幹とも言える部分だけに、委員からは疑問の声が上がっている。今、日本は過去の過ちから目を背け急速に右翼化!している。この沖縄も例外ではないか!?左の写真は旧平和資料祈念館と平和の石礎です。

1999.8.22(金)沖縄南部 糸満市にて 

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