混合爆発
一.実験のねらい
2つの物質を混ぜ、衝撃を加えると爆発・燃焼する物がある。少量でも爆発する場合があり、その薬品の危険性と性質を迫力のある実験で確かめてみる。
二.用意する物
- 赤リン、塩素酸カリウム、薬さじ、爆発装置(金属製のおもり、ひも(10m)、スタンド、太い針金)
三.やり方
- あらかじめ袋状にした薬包紙に赤リンと塩素酸カリウムを大さじの半分、少量ずつ交互に加える。
- 薬包紙を包み、装置にセットする。
- 10m離れてひもをひき、金属のおもりを落とす。
四.注意事項
- 赤リンは潮解することがあるのであらかじめ加熱・乾燥させる。
- 混ぜ合わせた薬包紙をかき混ぜてはいけない。爆発するおそれがある。
- ひもで針金を抜くので、スタンドが倒れないように固定する。
- 燃えやすい物が近くにない広い場所で行う。
- 風でひらひらするひもはだめ、しっかりしたひもを使う。
でじたるこーなー
薬包紙に赤燐、塩素カリウム
赤燐は、潮解することがあるから、乾燥させることが重要。
薬包紙に赤燐、塩素カリウムを交互に重ねて交ぜる。
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