一.ねらい 教科書で扱う弦の振動はギターなどを使い視覚的に観察が容易であるが、 気柱の共鳴あるいは、音波の定常波を視覚的に観察するのは難しい。そこで 前回は、クントの実験を応用して視覚的に定常波を観察できるような 実験 装置を作成、音速を測定した。さらに浮上していくトレーサーを作成した。 今回は、スピーカーを上にしても浮上する。つまり振動による浮上である ことを検証するための装置を作製した。 二.用意する物 気柱(1m)、アンプ付きスピーカー、低周波発生装置、スピーカーBOX、トレーサー 三.やり方 前回の音波浮上実験では、トレーサーを工夫して1[m]位の高さまで浮上 させることに成功したが、スピーカーによる音圧で浮上しているように見え、 また振動による浮上であることを検証するまでには至らなかった。そこで 今回は、振動による浮上であることを検証するために以下のような実験装置 を新たに作製した。
2007年 音波浮上レポート
[於]豊見城高校 |