よへなあじさい園と伊豆味あじさい祭り



 よへなあじさい園というのは、本部町伊豆味にあります個人所有の紫陽花園のこと。
88歳になるおばあちゃんが25年前に植え始め、増やし、 現在では家族総出であじさいの手入れ、植え替え、雑草取り などをなされているそうです。(このおばあさん、現在でも元気に走り回っているそうで、 家族は誰もおばあさんにはかなわないそうです。
 個人所有地のため、入園料が発生し、大人200円子ども100円。 入場料は入口で払いますが、無人の場合は少し坂を登った休憩所のようなところに 無人入園料入れのようなボックスがあるので、そこに入園料を入れます。
 あじさいは青尽くしですが、最近から一部の土壌の質をアルカリに変えたそうで、 あちこちから小さなピンクのあじさいが花を咲かせていました。
 よへなあじさい園は58号線を名護向けに走り、名護市役所を越え、交差点(左側に給油所とおもちゃ屋さん。 おもちゃ屋さんは信号の向こう側にあります)を左折(八重岳に行くように)し、名桜大学を右手にみながら 走行、山原ソバを越えると左手に伊豆味小学校がみえ、伊豆味小学校の手前にある道か、または伊豆味小学校 を越えてすぐの横道に入ります。
 5月、6月は伊豆味ではあじさい祭りも同時に行われています。 伊豆味小学校手前の道から入ってすぐ左側の 公民館のような建物のそばから上がる小さな紫陽花園がその祭り会場。 階段を登ると青、ピンク、白っぽい紫陽花が咲いていて綺麗です。
 お向かいの伊豆味小学校でも児童たちがあじさいを育てていて、この時期になると、 その通りは川沿いに子どもたちが育てた紫陽花が飾られ、とても気持ちよい気分になります。 またその上にはこどもたちの手作りであろうこいのぼりも飾られていてとてもほほえましいです。
 こじんまりとしたあじさい祭り会場ですが、手作り、という感じがしてとても良いです。
これは階段の上から撮った写真。 全体的に真っ白な紫陽花が多かったです。

 伊豆味小学校の手前の道から入った場合、よへな紫陽花園までの川沿いはこどもたちの紫陽花が 並んでいまして、それを左手にみて、登っていきます。しばらく行くと、突き当りのような、 あじさいが植えられている場所に来ます。その奥がよへなあじさい園の駐車場です。
誘導員の指示に従い、車を置いて、突き当りを左、上り坂を登っていくと、あじさい園の入口につきます。 (左側は駐車場になっています)
 伊豆味小学校をこえてすぐの横道に入った場合は、しばらく進んでいくと左側にマイクロバス用 の駐車場が現れます。そこの一部に自家用車用の駐車スペースもありますので、 車の場合はそこに停めるか、そこから先すぐが十字路になっていますので、十字路を右に入れば、 よへなあじさい園の駐車スペースになります。そこから突き当たりを左に行くとよへなあじさい園です。
 入口では雨の日用貸し出し用傘。急な坂になっているので貸し出し用杖が用意されていて、 希望すれば借りられるようになっています。この心遣いがいいなぁとほのぼの。
 入って右手はみかん園になっていて、時期(9,10月〜)になるとみかん狩りができるそうで、 あじさい園の中にもぽつぽつみかんらしき木々が植えられていました。
 一番下にいっきに掲載してみました。あじさい園の様子です。入って左手は最近から広げている空間のようでしたが、 右手側はステキに整備されていました。
 真っ青な沖縄の空をそのまま大地に降ろしたような、そんな深い青の絨毯が上から下まで続いているのです。 あじさいの間にも小さな植物たちが可憐な花を咲かせています。あじさい以外の花々、植物にはきちんと 名札がついていて、植物に詳しくなるかも。
 個人所有と聞いていたので、それほど規模は大きくないかもと思っていたので、 思っていたより広いあじさい園にびっくりするやら、感動するやら。
ピークがすぎていたため、枯れて茶色に変色しているあじさいも個々ではけっこうあったのですが、 でもそれ以上に目前に広がる青、青、青に圧倒されてしまいました。圧巻です。
 ずっとあじさいを植えつづけ、育て続けてこられたおばあさんやご家族の方に感謝しました。 同時に祖母にもみせてあげたかった、と泣きそうになってしまいました。祖母がこの景色をみたら とても喜んでいただろうな、と……。

 これからもどんどん広げていくそうなので、期待大です。

 よへなあじさい園のHPはこちらです。
 梅雨の時期がとても待ち遠しくなるあじさい園&伊豆味あじさい祭り。
 ぜひぜひ訪れてみてください!






戻る