十六日祭



十六日祭というのは太陰暦(旧暦)の1月16日に行うあの世(グスーヨー)の正月のこと。
2003年は新暦2月16日が十六日祭にあたります。
沖縄本島北部地域、宮古・八重山などの先島地域、その他の離島地域などで墓前や仏壇にご馳走、酒 等をお供えして、祖先を供養する行事です。
亡くなって始めての十六日祭には仏壇や墓前にご馳走等をお供えして、供養しますが、それ以外だと 那覇とかではあまり馴染みがないような気がします。
知人の話では、本島に住んでいて故郷に頻繁に帰れない人たちは、この日や旧盆等祖先に供養する 行事のときは島の方角に向かって祖先に手を合わせるのだそう。
沖縄の人の祖先を大事にする風習って、すごくいいなと思います。
うちはというと、やっていません。十六日はあんまり馴染みはないです。
同じく祖先を供養する行事である4月の清明祭(シーミーサイ)を重視している地域に住んでいるので 十六日祭はやりません。(先島地域は逆に清明祭より十六日祭を重視します)

清明祭(シーミー)に関してはまた時期が近づいてから紹介します。


参考文献 琉球新報2月27日夕刊

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