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まなびのキーパーソン

 「一粒の種から、地域に広がるルピナスの花」    
      
港川小学校読み聴かせサークル ルピナスの会  森田 弘美


 一粒の種からどのくらい広がったのだろう。私達の活動の話をあちらこちらでしていたら、宮古島でもルビナス(読み聞かせ)の花が広がっていると、先日嬉しい便りが届いた。バーバラ・クーニー作「ルピナスさん」の心は、国境を越え美しい花を咲かせている。
 六年前、港川小学校でたった一人のお母さんが蒔いたルピナス(読み聞かせの会の名)の種は、受け入れて下さった学校(土)と参加して下さった方々(やさしい風)と協力して下さった先生方(恵みの雨)と子供達の輝く命のエネルギー(太陽)ですくすく育ち花開いた。二十数名の会に今年度も十名の方々が参加して下さることになった。絵本を通して愛や美しい心、楽しさ、生きる力を伝えるとき、子供達は本当に熱心に聞いてくれる。その世界を共有できるひと時は、週に一度ですが大きなエネルギー源となって私達を元気づけてくれる。

「どうしてこんなに広がったのですか?」と良く尋ねられる。ルピナスさん達に聴いてみた。

○楽しいからです。一緒にやろうよとついつい誘いたくなる。
○子育てや、いろんな相談にのってもらえる素敵な仲間。
○絵本の魅力にとりつかれてしまった。
○校外でも子供達が声をかけてくれる。
○子供達とのコミュニケーションが楽しい等々。

地域の方も参加して下さって一年余愛ある美しい心を願う一人一人がルピナスの花を沢山咲かせた年、「子供読書年」というタイムリーな波がやってきた今年2000年。二十一世紀を目前に、一つの小学校の小さな活動ですが、自然な形ですべての子供達を心から愛し育てていける地域づくりに広がっていったらとルピナスさん達は願っている。大きな事は考えていません。絵本という美しい感動の世界を子供達と楽しく共有している心の結びつきを大切にしていきたい。こうして素敵な仲間と可愛い子供達に出会えて感謝!