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便秘になるとガンになりやすい?

  便秘はニキビや吹き出物・肩凝り・頭痛・腰痛の原因と言われ、ガンになりやすいとされる。便秘とは何日も便が出ない状態。専門的視点から見ると、便を出すのに10分以上かかる・便が固い・もう少しで出そうだがスッキリしない状態も便秘である。調査では女子高生の47.7%、働く女性の53.9%が便秘傾向にある。秋田大学医療技術短期大学部の成澤富雄教授は、「便秘になるのは我々を取り巻く生活環境や食生活が大きな原因となっている。」と語っている。1.ストレス便は「ぜん動運動」という収縮運動で送られる。これは自律神経によって働き、ストレスを感じた時は腸の動きが抑制されぜん動運動も低下する。2.旅先行きたい時にトイレに行けなかったり、便意を我慢して便秘になる。3.ダイエット食事を減らすと便そのものが少なくなる。4.妊娠中や産後 子宮が膨らみ、ぜん動運動が抑えられる。便秘になると大腸ガンになる可能性がある。胃ガン・肺ガンに次ぎ3番目に多いガンで、腸内細菌とタンパク質や野菜、脂肪が関係している。腸内細菌は栄養分の消化と吸収を助けるもので、種類は100種類以上100兆個が腸の中に存在する。ビフィズス菌や乳酸菌は有益な働きを行う善玉菌で、内容物の腐敗を促進して有害物質を生成する大腸菌やクロストリジウムなどの悪玉菌がある。悪玉菌が異常繁殖した時にタンパク質を摂取するとアミンという物質に分解される。化学肥料を大量に使用した野菜を摂取すると、肥料に含まれる硝酸イオンがアミンと結合して「ニトロソアミン」という発癌物質となり、細胞核の遺伝子を傷つけガンの素を作る。更に脂肪の過剰摂取は胆汁酸の大量分泌を起こし、悪玉菌が胆汁酸を二次胆汁酸に変化させてガンの素を増殖させるのだ。最近の研究では、乳ガンも引き起こされることが判明した。乳房の内部は、母乳が作られる小葉と母乳が流れる乳管で構成され、全体を乳腺と呼ぶ。この乳腺の組織を形成する細胞がガン化するのである。乳ガンは女性の中で最も発生率が高く、特にアメリカでは9人に一人が発病し、女性の死因のトップを占めている。エストロゲンの分泌が多くなりすぎると、逆に細胞を傷つけてしまうことがある。傷ついて変異した細胞が残ると、その状態で増殖してガン細胞になる。エストロゲンの過剰分泌は便秘によって引き起こされるのである。ガン細胞への変化を防ぐ手段の一つとして食物がある。乳ガンの素になる変異細胞の中にエストロゲンの受容体があるが、大豆に含まれるイソフラポンはこの受容体と結合できる。エストロゲンよりも先に結合すれば、変異細胞の増殖を防げる。ニンニクに含まれるアリキシン成分には、発癌物質を無毒化する働きや免疫力を高める働きがあり、1日1片でも効果がある。また、デンプンは腸内細菌によって酪酸及びプロピオン酸という物質に分解される。酪酸がガン予防に効果がある。たかが便秘と考えず、解消することが様々な病気から身を守る最良の手段なのかもしれない。