トンカット・アリとはどんな薬草?
健康科学博士(薬草・栄養学)
世界民間薬草・ハ−ブ研究家
Dr・UKON Ozaki Hisashi
尾 崎 寿 |
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トンカット・アリとは、マレ−シアやインドネシアの熱帯雨林の山奥にある、にがき科の潅木で、葉・樹皮・根等は苦みがあり、多くの薬効をもった常緑低木です。現地の人達は約1千年以上も前から民間治療薬として使用し、インドネシアでは一際注目されていたトンカット・アリです。
この樹木は熱帯林の中に混生し、直径15cmの幹になるのには10年もかかるのです。植物が一つの薬効を持つには、その土地の土壌成分が大きく左右しますので、特定の地域の植物に有効成分が多く含まれるのです。オランダの植民地時代に作られた有名な植物園(ボゴ−ル)にもトンカット・アリの成る木はなく鉢植えのものがあるだけです。
例えば朝鮮人参の事例でも、日本で栽培され、広く普及しているのですが、気候風土や土壌成分が異なるので、薬効の高い朝鮮人参は現地でしか生産できないのです。トンカット・アリも同じことがいえます。 |
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トンカット・アリは東南アジアでは、有名な民間伝承薬として有効に利用されているのです。
トンカット・アリに注目した世界各国の学者が、その成分を分析した結果驚くべき薬用があることが判明し、一躍世界中から注目を浴びる薬用・ハ−ブ植物となったのです。特にマレ−シア・インドネシアでは伝統的な民間薬として、現地の人達はその(苦味の強い)根茎を掘り起こして飲み物にして、古くから体力増強等に利用してきたのです。特にハ−ドな肉体的疲れのある人達はそのトンカット・アリをジュ-スやお茶にして毎日の食生活に取り入れて飲み、体力・活力を養っていたのです。現在でも日常的に利用されています。
トンカット・アリを摂取すると血液の流れをよくし、これにより細胞が活性化され、腎臓機能や肝臓機能が改善されます。また脳下垂体を刺激して男性ホルモン(テストステロン)の分泌を促進し、これらの作用により各部の機能がよくなり、活力・精力が出てくるのです。また女性の更年期障害や美容にも効果があることも解明されています。 |
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女性は、通常40才半ばころから女性ホルモンの一つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とも呼ばれるホルモンの分泌が急激に減少しはじめ、うつ病やイライラ、不眠症、倦怠感等の様々な更年期障害の原因となるのですが、トンカット・アリはこのエストロゲンの急激な減少を抑える働きがあることがわかり、女性の更年期障害にも大変良い効果の声も寄せられています。 |
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