クラカン雑談

フォスター・ラプソディー(鈴木英史)
FOSTER RHAPSODY/E.Suzuki

 鈴木氏は吹奏楽の作曲や編曲を積極的に手がけており、その作品はコンクールや演奏会のレパートリーとして各地で採り上げられ講評を博している。
 この曲は1998年に石川県辰口中学校の委嘱により作曲されたものである。曲はフォスターの純粋なメドレーではなく、メロディーの一部を使って構成されており、「ケンタッキーの我が家」、「主は冷たい土の中に」、「草競馬」、「おおスザンナ」、「金髪のジェニー」の旋律が盛り込まれている。
 アンサンブルコンテスト用に向けて作られていることもあり、それぞれのパートに均等にメロディーが分担されており、各パートのアンサンブル力をつける練習としても効果の高い曲である。


出版社    ブレーン社  5’00”

この曲を演奏してみて・・


「小学校の時に歌ったことあるー、懐かしいー。」

「それがフォスターの曲でみんなが持つイメージかも。」

「指もそんなに難しくないし、実際スケールとかも多くないけど結構演奏効果が高いよね。」

「いろんなフォスターのメロディーがあちこちに断片的に出てきて、中には重なって演奏するところとか面白い。」

「フォスターのノスタルジックな雰囲気とクラリネットの深みのあるサウンドが合っているのかもしれない。」

「聞いている人も知っている曲だし、演奏会とかで吹いても楽しそう。」

「メロディーは均等に分かれているけど、3番Clって結構重要な気しない?」

「そういう気もするね。結構目立つ旋律があったり、次の展開の布石となるリズムがあったりして。」

「最初2〜3人で吹いたときはそんなに面白いとは思わなかったけど、5人そろって何回か練習したらだんだん面白くなってきた。」


「ほう、スルメのようですな」

「?」

「噛めば噛むほど味が出るってか!?」

「おあとがよろしいようで・・・」



5重奏以上のページへ クラカン雑談のページへ
楽譜リストのページへ ゆんたくのページへ
TOPへ戻る