クラカン雑談

組曲「スカラムーシュ」(D.ミヨー/森田一浩編曲)
Scaramouche Suite/Dalius Milhaud(arr.K.Morita)

 ミヨーはフランスの作曲家で、フランス6人組の1人とされている。多作家であらゆる分野において数多くの作品を多く残している。
 この曲は2台のピアノ用に書かれたものがもともとであるが、サクソフォーン独奏用に編曲されたものもよく知られている。曲は急−緩−急の3つの楽章に分かれていて、彼の作風とも言える開放的な明るさを持った雰囲気がよく現れている作品である。
出版社    BUFFET CRAMPON(レンタル譜)
         T Vif        3’04”
         U Modere    3’47”
         V Brazileira    2’34”

当時を思い出して・・


ダイヤルダイヤルダイヤルダイヤル・・(ラジオ子供電話相談室のメロで)」

「アハハ、そうそう。出だしね。」

「結構スケール多いよね。1楽章の終わりとか3小節間長ーいスケールがあるし、コントラアルトだって途中しっかりスケールが入っているし。でも吹きごたえのある曲と言えばそうなのかな。」

「でもその分、縦の線や粒をそろえないとモコモコして何やってるかわからないかもしれない。」

「しっかし、3楽章のE♭クラのソロ、音高いねー。ソの音だから・・highB!?」

「E♭クラからコントラまでその楽器のなせることをめいいっぱい使っているので吹いていて充実感があると思う。メロディラインも親しみやすいし、いい曲だと思うけどな。」

「でも、とも姉は『あんまり・・』って言ってた。」


「でも確かに、サックスソロバージョンとかピアノ連弾バージョンとか聞いていると、この編曲ってちょっと違和感あるかも。テンポ設定も遅めだし、他のバージョンでメロディとされている部分がクラバージョンではサブメロ扱いになっているところが何カ所かあるようだけど。」

「そう言えば九州大会の講評で『もっと原曲を聴いて下さい』ってのがあったね。一応聴いて勉強したつもりだったんだけどな・・」

「でもやっぱり面白かったな。もう1回吹いてみたい。」

「それにしても森田一浩さんって、3楽章にあるようなサンバ系のリズム好きだよね〜(笑)」



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