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July,1999

7/30 (Fri) 1999


 ネットであちこち飛び回っていると、沢山の映画関連のサイトに出会います。

 公式HPや映画好きが集まってワイワイと話しに花を咲かせるページ、個人の鑑賞レポート満載のページなど形式はさまざまですが、私はそういうHPを訪問しては色んな人の色んな映画にまつわる話し・考えを拝見するのが好きです。

 私自身も映画館やCATVでも観た映画をネタに“日記”を書いたりしていますが、これはあくまでも「映画考」=ただの感想文、だと思っているのね。

 ある映画を分析・評論するのではなく(そんな事考えながら観てたらちっとも面白くないもの)、それを観てふと思いついたこと・感じたことを書き留めておきたいという気持ちなんです。

 言い換えれば、なんにも思いつかない映画はネタにならない、ということも…。
 だからといって、それがつまらない映画、駄作ということではないし、また傑作だから書くことが余りあるということでもありません。

 それで、ストーリーとは全く関係ない事に内容が飛んでしまうこともしばしばですが、ネットの中で、そういう分析・評論ではなくその人の“感じるまま”の感想・レポート等に出会うことはなかなか少ないのが残念です。

 私が読みたいのはそういう、あの場面あのシーンに触発された映画話なのに…。

 どうも、“我こそがその本質を見極めたり”的内容や、“なぜ、あなたはそう思うのですか?この映画をもっとよく見て下さい”などと自分と違う感想を持つ相手を必死で説得したり……、いやいや時には“あなたは間違っている!”とヒステリックな発言まで見かけることがあります。

 私も時たま、分かってないのねぇ、と思うことはあっても、その相手をどうこうしようとは考えたこともありませんから、私もどうこうされたくない。
 映画評で議論するのはナンセンスだと思っています。

 なぜこんな事を書いているかというと、少し前に雑誌で見かけた次の文章がずっと心に残っていたからです。



 引用文です。(週間金曜日 7/16 275号 P42)

 たとえば、イラン映画には“描写が日常的だからよい”といった評価が下されるが、ことSF映画に関しては“血わき肉踊る冒険活劇”でなければ気がおさまらないらしい。本国アメリカでもここ日本でも、“これをけなさなければ、映画評にあらず”の様相を呈している。固定観念からはずれたモノを断罪する偏狭さが、どうやら根底にあるようだ。かなり貧しい状況である。

 「スターウォーズ エピソード1」に対するものですが、「固定観念からはずれたモノを断罪する偏狭さが、どうやら根底にあるようだ。かなり貧しい状況である。」と、なぜ言ってしまうのか…。

 “みんなはこう言うけど、私はこう思うんだ!”でいいのに……。



 これこそ本当の「思いつき」を書いてしまいました。


7/27 (Tue) 1999


 今朝は大騒動でした。

 いつものように娘を保育園へ送って、しばらくするとその保育園から電話。トイレでおしっこの時に股関節を痛めたらしいのです。

 あわてて駆けつけて直接保母さんから説明を聞くと、洋式トイレの便座に座っておしっこをする時に急に「いたい、いたい」と大泣きをして、抱きかかえて下ろしても支えないと立っていられないらしく、左足の股関節が脱臼したのかと思ったそうなのです。

 私が着いたときには一人でいつものように歩いていましたが、やはり気になるのでそのままかかりつけの小児科で診てもらうことにしました。

 医師の話では、乳児の頃は“股関節脱臼症”があるそうですが、現在のようにしっかり歩くようになってからの脱臼はあまり無いらしく、ずれかかったかもしれないけれど今のところ特に問題はないようなので様子を見ましょう、ということでした。
 さらに、もしまた同じように股関節を痛がることがあったら“整形科”でレントゲンを撮った方がいいでしょう、とも……。

 ふ〜、私の目で見てもびっこを引いている感じは無し、走ったり、屈伸もできる……心配無いでしょう。

 確かに少しひねったのかもしれないな。大人用の便座はまだまだ広すぎるし足も床につかないので、体を支えるため太股に無理な力がかかるのね、気を付けてあげなくちゃ。

 こういうことは初めてなので、いやぁ〜びっくりしました。

 これがきっかけでトイレを嫌がるかと思いきや、病院のトイレでちゃんとおしっこできました。
 この病院のトイレは「さすが小児科!」、大人用の便器の隣に何ともおもちゃみたいなミニサイズの便器がちょこん(まさに、ちょこん)と並んでいるんです。
 思わず「カワイイ〜」と声が出そうに…。

 娘が座っても足が着く高さと、お尻が落ちない便座の広さ……Goodです!
 彼女はこのトイレが気に入っているのか、ここへ来ると必ずトイレへ。言い換えれば、このトイレだとおもらしせずにきちんと用がたせる、ってことですね。

 そして、赤ちゃん連れでもママがトイレに入れるようにベビー・ホルダーも設置。一緒に個室に入れて、目の前に座らせることができるからこれはホントに助かります!。



 トイレの入り口にベビーベッドを置いてあるところはありますよね。おむつ替えには便利ですが、まさかここに寝かせて個室へは入れない。ひどい場合は荷物置き場になっていることもあり、おむつ替えさえままならない時も…。

 公共性の高い場所のトイレはせめて1カ所(1室?)はベビー・ホルダー設置を!

 声を大にして言いたい!

 赤ちゃんを抱っこしながらトイレ……想像してみて下さい。人ごとではありません、男性だってそのうち経験するかもよ。



 娘は痛い思いをして少し心細くなっている様子で私にベッタリ。診察の後は保育園へ戻らずにそのまま家へ帰ることにして、……さて午後の約束はどうしよう…?

 お昼寝が終わって、足の具合を見ても普段と変わった感じや痛がる様子もなく、結局、一緒に出かけることにしました。

 あいにく降ったり止んだりの天気で公園は無理なので、屋内のレジャーセンターで遊ぼう!、ということになったのですが、これが大正解!!
 子どももママ達も大満足で楽しい時間を過ごすことができました。

 再会した友人は3人。(一番元気者の1人は急用でキャンセル。残念、次回会えるといいな。)
 そして集まった子どもの数が…2+3+1+1(うちの娘)=7人!みんな元気いっぱい遊んでいました。

 娘は最初おとなしくしていましたが、10分も経つと自分から遊具へ向かっていき、せっせと遊び始めて、足は……どうやら心配ないようです。

 何だか大忙しの一日でしたが、大事には至らず、良かった。
 色んな事を経験しながら、強い子・タフな子・丈夫な子になろうね。


7/26 (Mon) 1999


 大学を卒業後しばらく公立高校で非常勤講師をしていました。

 その時、偶然にも中学・高校時代の後輩(それも複数)も同じ学校に勤務していたのですが、そういえば…友人・知人・先輩・後輩に教員が多いですねぇ。

 特に小学校の教員に限れば分布図が作れるくらい全県各市町村立学校にくまなく…、という気さえします。

 小学生の子どもを持つ友人から、○○さんが担任だったとか、○○さんは○年生の受け持ちらしい、○○さんが今度この学校にきた、…このたぐいの話しは毎度毎度の風の便りでよく聞きます。

 逆の立場からすると、母校の小学校に赴任してクラスのPTA会を開くとさながら同窓会の様だった、とか……。

 “高校”というとかなり確率は低いと思っていたのに、やっぱり出くわしたんですねぇ、これが。

 今では後輩というよりとても気の合う友人です。彼女達や当時の同僚の何人かとは、異動等で職場がバラバラになった後もたびたび連絡を取り合うつき合いです。

 最近は何度かの集合のお誘いにもなかなか参加できなかったのですが、県外へ嫁いだ1人が帰省しているので久しぶりに会いましょう、という電話があり、早速明日、懐かしい面々と再会することになりました!

 当時は“夜更かし隊”と称して随分遊び呆けていたギャル(!)だったのですが、もうみんなお母さんなんですね〜。

 明日の午後、子連れで遊べる=公園に集合です。チョット天気が危ういけれど、雨が降ったら屋根を探そうということで、雨天決行です。

 楽しみだぞ〜い!


7/22 (Thu) 1999


 夫と2人で「交渉人」を観に出かけました。昼の回に合わせて、先ずは腹ごしらえからとスパゲティのお店へ。
 彼は、なすとトマトソース・ポチギソーセージ添え、私は大好きなボンゴレ・ロッソ!

 お寿司のネタの貝は苦手ですが、火を通した貝類は非常に好物です。
 妙ですね〜。

 あさりのスパゲティは赤も白もだ・い・す・き(!)、酒蒸し、貝汁、ムール貝のバター焼きはたまらない、パエリヤの具にあれば、「いただき〜」という具合…ね。
 そうそう、サザエの壺焼きなんて……あぁ、もう考えただけで唾液の分泌が活発に……。

 要するに、お酒のお供には抜群の相性ということなのかな?
 食べ物の話しは想像したり、書いたりするのも楽しいですね。
 まあ、ただの食いしんぼなんだけど…。

 映画を観終わった後、本屋へ。両手に抱えきれないくらい本を物色。
 2人で本屋へ行くとどうしていつもこんなに買い込んでしまうのでしょう。
 しめて21,000円也〜、チ〜ン。すべて仕事用なので、必要経費…になるといいんだけどね。

 夕方、北海道に旅行中の両親から「カニ」が送られてきました!
 半分はそのまま賞味して、残りの半分はカニ玉とカニちらしだ〜!
 ふふ、今日は食に恵まれた一日でした、とさ。


7/19 (Mon) 1999


 なぜか今朝は娘も私も早起きでした。検温すると36.9度。
 娘はすでに保育園に行く気満々で、自分の服を引っぱり出してきてお着替えの準備です。

 明日は休みだし、この様子なら…と、保育園へ行かせることにしました。

 シロップの薬の容器にキティちゃんのイラストがあるので、「キティちゃんのおすくりもっていく(“おくすり”といえないの)」と自己申告し、とても協力的に朝の支度ができました。

 休みが長引いてしまったので中へすんなり入ってくれるのか、だだをこねるんじゃないかと心配しましたが、いざ園へ着くと少しモジモジはするものの一人で靴を脱ぎ、中へ入って照れながら私へバイバ〜イ。
 離れ難いんじゃないかと覚悟していたので、ちょっと拍子抜けでした。

 まあ、保育園が楽しい場所であるにこしたことはないわね。

 帰宅してからも熱は上がらず、咳もほとんど無し。園でもお友だちと元気に遊んでいたとのこと。
 夫と一緒にお風呂に入った後は、もうたまらずお休みモード。久しぶりの登園で疲れたのかもしれません、布団に入ると5分もしないうちに寝てしまいました。

 就寝前の検温は36.5度。もう大丈夫かな。
 ここまで来るのが長かった…。
 子どもはこうして体力と抵抗力をつけていくんですね!


7/18 (Sun) 1999


 発熱5日目でやっと回復の兆しが出てきました。今朝は37.6度です。
 夕べはよく寝ていたし、咳も随分少なくなりました。自分からご飯を催促するようにもなって、ホッと一安心…。
 
 東京の母から電話があり娘のことを伝えると、近所のお孫さんがのど風邪から気管支炎になって1週間入院したという話しでした。
 こじらせると大変ですね。

 薬を保育園に行きたい一心からか、エイッという感じで飲んでいます。

 今日はビデオを観たり、お絵かきをしたり、ふざけてはしゃいだり…。
 玄関でお気に入りのドラえもんのピッピサンダルを履いて「ほいくえんにいく〜」という元気ぶりです。
 やっぱりこうでなくっちゃね!

 午後にも熱は上がる様子はなく、夜の検温では37.3度。明日の朝に36度台に回復していれば保育園へ行けるかな?

 健康で元気な笑顔を見せてくれることが何よりだ、とつくづく感じています。


7/17 (Sat) 1999


 発熱4日目。朝の検温では38度前半です。
 夕べは夜中に起きることもなくぐっすり寝ていたので期待はあったのですが、のどが炎症をしているということなので、これが治まらないことには熱も下がらないのでしょう。

 処方してもらった薬は、“咳を鎮め、痰をだしやすくする。鼻水、クシャミ等のアレルギー症状を抑える。”=シロップと、“殺菌し、感染を治療する。各種抗生物質に対して耐性を示し腸の調子を整える。”=細粒剤がそれぞれ4日分(食後1日3回)です。
 昨日は1回飲んだだけで嫌がっていたので、きちんと飲ませなければ…。

 そこで、食事の前から「保育園に行くためよ」とか「飲んだらしまじろうのビデオが観られる」と説得し、指切りげんまんもして、さあ食後…。

 約束通りどうにかこうにか頑張って飲んでくれました。それこそチビチビと少しずつでしたが最後まで飲み終えると自分でも満足した様子で、「えらいでしょー」と自慢げです。

 うん、うん、よく頑張ったね!
 私も約束通りしまじろうのビデオをセット。

 薬のせいなのか、今日は一日眠そうにしてしてお昼寝もいつもより長めでした。

 昨日使ったスヌーピーの体温計が気に入ったらしく、熱を計る時はいつもの耳式ではなくこのスヌーピーをリクエスト。だんだん上手に計れるようになったかな?

 今日は終日37度後半〜38度前半を行ったり来たりでしたが、咳が昨日より少なくなったような気がします。


7/16 (Fri) 1999


 熱が出て今日で3日目。今朝は再び38度前半に…。
 夜もぐっすり眠れば熱も下がりそうなものだけど、眠りが浅いようで、「おしっこ」で起き、「おちゃのむ」で起き、「つめたくして(額を冷やして)」で起き…。

 「保育園はお休みしようね」と言うと泣いてしまいました。大好きなお友だちと遊びたくてしょうがないんですね。(見た目には元気にしていますが)でも、まだ無理だよ。

 昨日はかかりつけの病院が休診日だったので今日は行こうと思い、出かける前に一度検温しておくことにしました。
 わが家では娘に”耳式体温計”を使っています。生まれた当初はわきにはさむタイプを使っていましたが、乳幼児の頃はなかなかじっとしてくれなかったり、サイズが合わなかったりしたので1秒(!)で計れる耳式のものに変えました。

 これはと〜ても快適に検温できるのですが…、予防接種等で病院へ行くと、わきにはさむデジタル式の体温計を渡されます。娘は慣れていないせいか「いや」とか「じぶんでやる」とかぐずぐずしているうちにエラーの表示が出て、1回または2回と交換してもらう羽目に…。
 特に予防接種の時は「お母さん、きちんと計って下さい。」と叱られたこともあります、情けない…。

 そこで以前使っていたスヌーピー(私が好きなので)の体温計に再登場してもらうことにしました。
 やっぱり「じぶんでやる」と言い張るので分からないようにチョコっとだけ介助をして、色々話しかけながら何とか1分座っていることに成功。
 いざ病院へ。自宅から近く、よく出かける公園のすぐそばのところにあります。

 久しぶりに外へ出られるので最初ははしゃいでいた娘ですが、病院の駐車場に着くと先月の予防接種のことを思い出したのか「テープはるの?」と聞いてきました。
 「テープ?はて…」、そうか注射の後に貼る四角い絆創膏のことのようです。
 「ううん、今日はテープ貼らないよ。」と答えて病院の受付へ。ところが、娘は看護婦さんや先生にも「テープはるの?」聞きまくって、笑いを誘っていました。

 予防接種以外で診察を受けるのは昨年夏の手足口病以来かな?
 熱や咳があっても、たいてい1日〜2日で治まっていたので、抵抗力がついてきたと思っていたのに…。

 自宅での予行演習の成果か、病院での検温は1回でクリア。午前の受付終了間際ということもあって待ち時間無しで問診、診察と、聴診器がちょっと苦手な娘も大泣きすることもなくスムーズに受診できました。
 昨日の夜からかなり咳をするようになり、案の定、のどが炎症を起こしている”のど風邪”と診断されました。

 帰宅してご飯を食べ薬を飲むと、自分から布団に入って寝てしまいました。
 私は結婚以来初めて仕事を休むことにし、その旨を職場へ連絡して、娘が目を覚まさぬようにあれこれ片づけやなんかを…。

 夜は薬を飲むのを嫌がり、熱はとうとう39度を超えて…。この熱では眠れないだろうと、解熱剤の坐薬を使うことにしました。
 すると、20分もしないうちに熱がス〜と37度台まで下がり、これで朝までぐっすり眠れるはずです。早く治そうね。

 

7/15 (Thu) 1999


 火曜日の夜、さあ寝ましょうという頃になってどうも娘の体が熱っぽいのに気付き、計ってみると39度(!)もあり、あわててしまいました。
 夕食も普段と変わらぬ食べっぷりで、食後の排便でも異常は感じなかったのですが…。

 熱を計ったとたんに「あたまいた〜い」と言い出して、娘用の小さい洗面器に氷水を作り、それに浸したガーゼを固く絞って額にのせ、添い寝をするとすんなりスヤスヤ寝ついたので、よく眠れるなら大丈夫かな、と頃合いを見計らって起き出すと10分経つか経たないかのうちにたちまち「おかあさ〜ん」の声…。
 再びそばに横になるとスヤスヤ…、離れると「おかあさ〜ん」…、とこの繰り返しで、結局早々と私も就寝となりました。

 水曜日の朝、まだ38度台です。保育園をお休みして家で様子を見ることにしました。
 熱のわりには元気があり、いつもの時間に起きだして活動しています。ソーメンのおつゆを作ってあげるとしっかり全部食べて、「メリーポピンズ」をおねだり。
 自分の傘と私の傘を持ってきて、「はい、おかあさんも」とビデオに合わせて踊り出す始末…。(いつものことなのですが…)
 そんなことしてたら熱がぁぁぁ。

 熱があったり具合が悪いときはたちまち甘えん坊になって、私の後をどこでもくっついてきます。
 私が台所へ行けば台所へ、トイレへ行けばトイレにまで探しにきます。
 最近はドア・ノブを回せるようになって、使用中のトイレのドアも構わずガチャ。鍵をかけると、「いっしょにはいる〜」とドンドン叩くし…。
 夫が居るときはまだいいのですが、娘と二人の時には私が一人でどこかへ行くと思うのか、姿が見えなくなると寂しくて不安なのでしょうね。

 と、こんな調子なので、寝てる間に何かしようと思っても不可能なのは明らか。娘のリズムにとことんつき合うことにして、お昼寝の時も目を覚まさぬように私も一緒にぐっすり…。

 夕方には37度後半に下がりました。
 夜は、やはり昨夜同様ガーゼで額を冷やしながらのおやすみです。



 そして今朝はまだ37度後半。保育園は今日もお休みです。
 食欲はまあまあで、好物のブドウ、トマト、ジーマーミ豆腐(地豆、いわゆるピーナッツ豆腐です)などはすすんで食べているし…。

 いつもなら38度前後の熱だと一晩寝ると平熱に戻るのですが、今回はそうはいかないようです。
 様子は普段と変わらずビデオを観たり、CDをかけると一緒に唄ったり、お絵かきもしたり、朝の排便も特にゆるゆるではないけど、いかんせん熱が高すぎる…。

 午後には38度突破。
 こんな小さな体の中で一生懸命悪玉菌と戦っているのでしょう、頑張れ、ゆうな!


7/11 (Sun) 1999


 CATVで最近こんな映画を観ました。

・「ゲーム」
 (監督:デビッド・フィンチャー、出演:マイケル・ダグラス/ショーン・ペン、1997、アメリカ)


・「ディアボロス/悪魔の扉」
 (監督:テイラー・ハックフォード、出演:アル・パチーノ/キアヌ・リーブス、1997、アメリカ)

・「スウィッチ」
 (監督:ブレイク・エドワーズ、出演:エレン・バーキン、1991、アメリカ)

・「魂を救え!」
 (監督:アルノー・デプレシャン、出演:エマニュエル・サランジェ、1992、フランス)

・「スワロウテイル」
 (監督:岩井俊二、出演:三上博史/CHARA/伊藤歩、1996、日本)

・「アル・パチーノのリチャードを探して」
 
(監督:アル・パチーノ、出演:アル・パチーノ/ウィノナ・ライダー、1996、アメリカ)

 ジャンルを問わず、結構節操ないです。
 いつかどこかで日記のネタになるかも…。



 午後、夫と娘が近くの公園へ散歩に行き、すべり台やいろいろな遊具で遊んで大喜びだったようです。
 顔をまっ赤に日焼けして帰ってきて、少し遅いお昼ご飯をパクパク食べると、「またいく〜」…。

 そこで冷たいおしぼりとミネラル・ウォーター、デラウェアを一房持たせて、今度は少し離れた市の運動公園へ夫が車で連れていきました。

 私はお留守番をして、あれこれ片づけを…。

 公園の中は手を離しても安心だし、いくらでも走り回れるのでよっぽど楽しかったらしく、家に帰ってからもご機嫌で、布団に入ると寝つきよろしくぐっすりでした。

 お散歩は楽しいけど、日射しがきびしいからなぁ。
 今年は日焼けを覚悟せねば…。


7/7 (Wed) 1999


 一週間ほど前から首の筋が痛いなぁ〜と思っていたのですが、とうとう月曜日の夜からパンパンに張ってきて、昨日は一日中つらい思いをしました。

 最初は首の付け根の左側が電気が走るようにビンビン痛んで、時間が経つにつれてその痛みが首の後ろの方まで広がっていくのでたまりません。

 手は上がるので○○肩とは違うし…、(まだそんな歳じゃないぞー、しっかりせい)、運動不足が後押しした重度の寝違えのようです。

 夜は娘と並んで寝るのですが、彼女はとんでもなく寝相が悪くて、夜中にふと気がつくと枕の向こう側に居たり、私の足下で横になっていたり、360度自由自在という具合です。

 2歳になるまではそれほど動き回らなかったので、左右にさえ気をつけていればよかったけれど、今はそれに前後の動きが加わるので、何気なく寝返りをして頭を蹴飛ばしそうになったことも…
 その逆に娘のパンチやキックで目を覚ますこともね。

 常に娘の居場所を確認しながら寝ているので、体が緊張したのでしょうか?

 血行が悪くなっているので、左腕までしびれてきました。
 首は左右180度に回せますが、起きあがる時や立ったり座ったりの動作の時に雷の如き源流が走ります!

 イタタッ、痛いよ〜〜。

 夫がマッサージをしてくれたり、娘も「いたいのいたいのとんでけ〜」と左肩をなでてくれて…、ありがとう!

 温湿布も冷湿布も効かなかったけど、シャワーでぬるめのお湯をあてるとだいぶ楽になりました。
 でも、まだ腕のしびれが何とも違和感があってイヤですねぇ。

 夜、ゆっくり浴槽につかってマッサージでもしようかと思います。

 ホント、痛いの痛いの飛んでってくれ〜!



 娘が保育園で短冊に書いた願いごとは、「しまじろうのおうちをつくりたい」(保母さん代筆)でした。


7/5 (Mon) 1999


 どうにもこうにも収拾がつかなくなった髪を整理しに美容院へ行ってきました。結婚してから通うようになった、家の近くのお店です。

 暑くなったし、もうすぐ夏期講習会なので気合いでも入れようかなと、セミロングよりは長く、ロングというには短い長さの髪を肩の上でカット → カラーリング → パーマ、という工程をふむことに…

 このお店の奥さん(美容師さん)はとても気さくで、世間話から始まっておしゃれのこと、子育てのこと、そしてもち論へアースタイルのことなど色々教えてくれて、「○○さ〜ん(私の本名)、こうしてみない?」と、ワンパターンに陥りがちな私の髪型にいつも変化をつけてくれるのです。

 そもそも髪を切ることは気分転換、気分一新を求めることでもあるので、他人から見てもハッキリ「変わった」とわかって欲しい時もあるんですよね。

 そこで今日は、たびたび誘われていたヘアカラーに挑戦することにしました!

 私の髪の色はまったくのカラス色で、そのうえ量も多いときている。長く伸ばすと見るからに重〜くなっちゃうのね。(実際重くて、ある限界を超えると頭痛がしたりします。)
 色を明るくして軽いイメージにしようということに…。(若い子の茶髪とちゃうで)

 シャギーを入れてカットした後カラーリングし、毛先が遊ぶ感じにお手入れ楽チンパーマをかけて出来上がり!
 かつてない栗色のニャンコになりました〜!

 夫評は「イイじゃない。なかなか似合うよ。」とほめてもらって、サインは・V♪〜!
 娘にまで「似合う?」と迫っている母なのでした。

 

7/2 (Fri) 1999


 今月のパワームービーで、ピーター・グリーナウェイ監督の特集があり、先日、初めてこの監督の作品「ピーター・グリーナウェイの 枕草子」を観て、だいぶおののいています。

 目から鱗というか、とても心動かされるものがありました。

 ユアン・マクレガーが全裸のうえに体中ビッシリと墨文字に埋めつくされるのです。
 スゴイ。
 (私は特に彼のファンではありませんが…)

 監督は若い頃に「枕草子」を読んで深い感銘を受けたということなので、私もこの作品については、「枕草子」をもう一度きちんとお勉強してから再度UPしたいと思います。

 この後、「英国式庭園殺人事件」「建築家の腹」「ZOO」「数に溺れて」「ピーター・グリーナウェイの短編集」等の放送が予定されています。

 ホラーもあるんだけど(実は大いに苦手)、しばらくこの人にハマりそうでコワイな…



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