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私達が滞在した町は、Scarborough。
サイモン&ガーファンクルの歌で知られる♪スカボロー・フェアのScarboroughね。現地では「スカーバラ」「スカーボロ」と発音していた。
ロンドンから北へ、列車で約3時間、コーチ(長距離バス)で約7時間。北海側に位置したノース・ヨークシャーの町だ。「想像していたよりは大きかった」という印象。歌にもなったくらいだから、昔は港町として栄え、市(いち)で賑わったのだろう。現在は、イギリスやヨーロッパのリゾート地・保養地として大変人気があるらしい。ガイドブックには1ページほどしか紹介されていないところだが、娘を連れて1カ月も滞在できたのはスカボローだったからこそだと実感している。
事件・事故・犯罪絡みもなく、トラブルらしいトラブルもなく、娘にいたってはホームシックなし・人見知りなし、沖縄にいる時と同じ、あるいはそれ以上にハイテンションで毎日を過ごしていた。その娘には、精神的に大いに助けられた。こんな短期間でも襲ってくるんですね、“留学ブルー”が。もう泣きたくて、泣いちゃって、帰りたくなったのは母である私の方。でも、娘が居てくれたおかげでなんとか頑張れた。ホント、おかーさん頑張ったんだよ。
そして・・。
海がすぐそこにある。すぐ見える。いつでも見える。
振り返ると、娘の存在とこの海が、異国の地で過ごす私にとって何より心の拠り所になっていた気がする。
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