映画雑文 |
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR |
1997 ドイツ 90分 |
監督: トーマス・ヤン 脚本:トーマス・ヤン/ティル・シュヴァイガー 製作:トム・ツィックラー/アンドレ・ヘンニッケ/ティル・シュヴァイガー 撮影:ゲーロ・シュテフェン 編集:アレクサンダー・ベルナー 美術:モニカ・バウアート |
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出演:ティル・シュヴァイガー/ヤン・ヨーゼフ・リーファース/ティエリー・ファン・ヴァルフェーケ/モーリッツ・ブライブトロイ/ルトガー・ハウアー |
エンターテインメント満載のドイツ映画です! 「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ」がキーワードの、お命短い二人の男が海を目指すロード・ムービー。 主演のティル・シュヴァイガーは初のご対面ですが、はっきりいってタイプです! くぅ〜、カッコ良すぎる! 母国ドイツでは「ガールキラー」と呼ばれているそうです。 うん、うん、そうでしょうとも。 観終わっての印象は、監督はホントに映画が好きでロック少年だったんだなぁ、ということ。 どこかタランティーノと通じるところがあるけれど、ハリウッドとは確実に違うし、十分オリジナリティも感じられ、ちょっぴり感傷的にもなったりする…。 「ブレードランナー」のルトガー・ハウアー、「ラン・ローラ・ラン」のマニ役モーリッツ・ブライブトロイも出演、いい味だしてます。 ハリウッドの大作もいいですが、こういったヨーロッパの作品もどんどん上映してほしいですね。 この作品でボブ・ディランの名曲「Knockin' on Heaven's Door」を演奏しているのはドイツのバンド「SELIG(ゼーリッヒ)」。 フィルムを見ながらライヴ録音したそうです。 ギターがないてますよ〜、これも必聴。 明かりがつくまで席を立たないで…。 |