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葉っぱ 資料より(3)
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<当日配布された資料より>
マーカーピンク字は当日の私のメモです。
 
 
5 読んでいるとき質問はやめましょう。

 絵本に真剣に見入っているときこどもは主人公になりきって、お話しの世界を楽しんでいます。お話しを楽しむことが本好きになる基本ですから質問によって現実の世界に引き戻すのはよくないことです。


  
赤マル 6 読み終わって感想を聞かないでください。
    ※拍手の強要・感想の強要はしない。余韻を大事にしよう!
      読みっ放しでいーんです!
      EX.
『きつねのおきゃくさま』
 一冊の本を読んでもらった時、こども達の心は感動に満ちています。その感動を感想を聞くことによって壊さないでください。感動する心を、そっと見守ってあげることがこどもがこどもを本好きにする秘訣です。それに、心で思っていても、ことばに表現することは難しいことです。「どう思った?」「なぜ?」「どうして?」などの問いかけがあるとこどもは安心して物語を楽しむことができなくなります。こどもの自然なつぶやきや話しかけを、うなずきながら聞いてやるとこどもはますますのびのびと自分の想像の世界を膨らませて、その中にはいりこんで楽しむことができます。


  7 躾やお説教の道具に絵本を使わないでください。
    ※絵本を敵(悪者)にしないこと!
      EX.
『いつもちこくのおとこのこ −ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー−』
 「この本にこう書いてあるからこうしてはいけません」このようにお説教をされるために本を読んでもらって楽しいでしょうか、躾に本を使うことは、こどもを本から遠ざけてしまうだけです。



赤マル
         くりかえす・・・
8 同じ本でも何度でも読んであげましょう。
    ※くり返すことで昨日は気づかなかったことに、今日・明日は気づいていく!
      (自分の力で獲得するのだ=学習)        EX.洋画の字幕と似てるかも・・
       ↓
     情緒の安定につながる、ことばの獲得(語彙力)
      EX.
『ロバのシルベスターとまほうのこいし』
 今日も明日もあさっても、同じ本ばかり「読んで」とせがむこどもがいます。親の方はあきあきして「もっと違う本にしなさい」と言いたくなるものですが、こどもの気持ちは違うところにあるのです。こどもが一冊の本に執着するのは宝物をみつけたのと一緒で、心を揺さぶられ、心を満たす物語や絵がそこにあるからです。いったいこの絵本のどこかにひかれているかをさぐっていくと、こどもの心をつかむことができます。


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Material by Angelique and ad libitum ...Thank you