◆ プロスポーツ観戦(後)記
滅茶苦茶寒い常夏の島 過去2回の観戦も同じ時期ながら ここまでの寒さを感じることは ありませんでしたねー
でもそれがいいエッセンスで 会場の熱気に伝わったかも 期待以上のいい試合ばかりで 裏切ってくれてありがとうって感じ
第1試合 (1本/15分) |
● 後藤洋央紀 | × | 安沢明也 ○ |
6'49'' 逆エビ固め |
何故か人気者の安沢 顔見てもそうは見えんけど おっかけらしき黄色い声援が聞こえた 訳がわからない(苦笑)
試合はヤングライオン的な 勢いはあるけど単発で技らしい技が ドロップキック以外ない試合
こんな試合ならば 痛めている後藤の左肩を 攻めるのが定石なんだけど クリーンに(?)行き過ぎて逆に やられてしまったッス
あと2年くらいは 育つまでにかかるかもしれないね … 中邑・棚橋に続く若手がいないのが 新日本の辛いトコだよなー
第2試合 (1本/20分) |
○ 矢野通 | × | 後藤達俊 ● |
5'55'' バックドロップから体固め |
成瀬が風邪→発熱で 急遽カード変更で登場のごっつぁん 逆にはそれはそれで嬉しかったッス 力量的釣り合いも近くなるしネ
若さ溢れる矢野がゴング前から ごっつぁんに突っかかっていって まずは試合の主導権をゲッツっ!
場外にも果敢に挑戦し パイプ椅子攻撃も積極的 ポストに激突させるのも ホントの音が聞こえて痛かった
だけれどもそこは百戦錬磨 単発の攻撃 → カバーの連続では ごっつぁんから金星を奪うことは なかなかに難しい
ブロンドアウトローズばりの 金髪に染め上げてたごっつぁんだけど 試合開始直後からの声援の多さに 嬉しくなったのかアピール満載(苦笑)
伝家の宝刀バックドロップ 1回目はカウント2で返され 2回目は切り返しで浴びせられ だけども3度目は客席とも一体になって がーんせきおとしっ! でカウント3
こんなアットホームな ごっつぁんを見られて 非常に嬉しくなってしまった いちプロレスファンでした
第3試合 (1本/20分) |
● タイガーマスク | × | 井上亘 ○ |
9'14'' 回転式エビ固め |
ガルルー♪ このテーマが流れて 入場してくるのは一人だけ そうさタイガーマスクっ! 自分をプロレスの世界に引き込んだ 張本人が彼です(苦笑)
もちろん今のは4代目で きっかけは初代(佐山)だけどね 2代目(三沢)も拍車をかけた一人で タイガーマスク抜きには語れない そんなプロレス人生でございます (俺は誰?(苦笑))
対戦相手は山本から井上に それでも別にタイガーの試合であることに 代わりはないからいいのだ (井上には悪いけどさ)
コーナーポストからの入場 赤いパンタロンのリングコスチューム アクロバチックな4次元殺法の数々 目の前で繰り広げられるのは なんか夢の様でホント嬉しかったなぁ
井上も頑張ってたけども 攻め疲れがありましたね 一ノ矢・ニノ矢・三ノ矢まで出せないと トップに上がってくことは厳しい
最後はコーナーポストからの 豪快な回転式エビ固めで3カウント がっちり決まっててダメだコリャ そんな感じでタイガー圧勝 あぁ楽しかった(苦笑)
#ここで魔界がリングに乱入 #柴田と村上と総裁が上がって喚くけど #何言ってるんだか聞き取りにくい #中継のテロップで確かめようっ!
第4試合 (1本/20分) |
○ 田口隆祐 獣神サンダー・ライガー | × | 邪道 ● 外道 |
12'08'' クロス・フェイス・オブ・JADO |
やっと始まったぜー! これだよこれプロレスっ! そんな感じの試合でッシュ
田口が含まれてるのは 場違いな感じもするし 実際のところ力量的にも不釣合いだけど それでもこのエンターテイナーは 試合を成立させてしまうところに 凄さを感じますね
#ベビーフェイスとヒール #これほど強烈な対立構図
デジカメで写真撮るのも 忘れるくらいのいい試合で 現 IWGP Jr. チャンピオン組の 試合を間近で見れたのはいがった
それでも一言突っ込むなら やっぱ黒トランクスYLの田口では この試合は厳しいよホント サムライとかジュニアの選手を 投入できなかったのかねぇ
猪木の乱入 … を期待したけど 単なるトイレタイムで ちーとばかりショック
第5試合 (1本/20分) |
● 西村修 | × | ブルー・ウルフ ○ |
8'50'' 逆さ押さえ込み |
ここもカード変更の影響を 受けちゃった試合なんだけども この変更が一番嬉しかったな 後から思えばだけどさ
何でってそりゃ西村が 出ずっぱりだったりするから 無我ワールドが途切れる心配がない ただそれだけなのである
クリーンなロープブレイク 絶妙の切り返し技の数々 相手の隙を突く押さえ込みに かち上げ式のエルボースマッシュ 4の地固め→回転地獄(苦笑) どれを取っても昭和のプロレス
新しい技はほとんどなくて 新鮮味にはもちろん欠けるけど たくさんある試合の中に1つ位 あってもいいよねーと思えるのだ
#それは年寄りになったから?
ともかく 三点倒立も見れたし 「さぁ来いっ!!!」の掛け声やら スピニングとーホールドはウルフだけど コブラツイストも見れたしさー 無我に満腹って試合だよん
第6試合 (1本/30分) |
中西学 永田裕志 天山広吉 | × | 棚橋弘至 吉江豊 真壁伸也 |
30'00'' 時間切れ引き分け |
メインエベンターが勢揃い 豪華すぎるほど豪華なセミファイナル 現主力組と次世代軍の対決構図
U-30 軍が先制パンチ マイクパフォーマンスもあり 会場をも盛り上げてくれる 真壁の気合は他の選手も 見習って欲しいところだ
流石と思わせるのが 中西・永田・天山の正規軍 (いつから天山は正規軍?) U-30 の3人の技を全て受けきる その上で自分たちの持ち味を発揮 オトナだなぁと思ったッス
#U-30 も子供なりの #我がまま振りも楽しかったし #あわやの場面を作れるのもまた #いとおかしでしたわん
ここで思い出して欲しい 前編でこのカードに向けて 自分が呟いた希望を …
>できることならここで >フルタイム近く戦ってくれることを >祈るばかりでございます
ねー!ねー!ねー! 期待通りですがな(苦笑) 受けるだけ受け切ったトップも凄いけど それを引き出すだけ引き出しちゃった 3人の能力もすげーよ
様式美の関係上(苦笑) やっぱトップの3人しか デジカメで撮る事は出来なかったけど U-30 の3人も今後が期待できる (それにしても吉江と同い年とは …)
プロレス見に来て ホントに良かった ウン×ウン (゜_゜)(。_。)
第7試合 (1本/45分) IWGPJr.ヘビー級選手権試合 |
ヒート | × | 竹村豪氏 |
17'16'' 逆十字固め → 初防衛 |
前の試合が前の試合だった そのせいかどうかわからないけど そのテンションのせいでやり難い 二人がそんな感じで試合してた
グランドの展開だったり 閉め技を多用したりと地味目な そんな試合に終始しちゃって メイン張る試合でなかった と思ったのが実際のところ
竹村の膝がまともであれば 別に邪道・外道が乱入しなくても いい試合になったかもしれないけど コンディションが悪かったせいで しょうがないなーってなっちゃった
ジュニアの試合で飛び道具が 余りないってのはちっとばかし 致命傷になっちゃうもんネ ましてやその前はヘビー6人がリング上 辛いよねーリングが広く感じると
しゃーないけども まーまーまーよしとしよう 全7試合のうちの1試合と見れば いい試合やったんやから (ファイナルなのが問題 …)
それでもやっぱ Live は いいよね迫力があって スポーツでも音楽でも 出来る限り見れるのは Live で観戦するように努力すべし 改めてそう思った1日でした
2004.1.26
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