Soccer Life


Group D CZECH GERMAN LATVIA NETHERLANDS W D L GG LG GL P
○ 2-1 ○ 2-1 ○ 3-2 3 0 0 7 4 +3 9
● 1-2 △ 0-0 △ 1-1 0 2 1 2 3 -1 2
● 1-2 △ 0-0 ● 0-3 0 1 2 1 5 -4 1
● 2-3 △ 1-1 ○ 3-0 1 1 1 6 4 +2 4




GroupD 6th.Match in BRAGA MUNICIPAL STADIUM / BRAGA

LATVIA
0 (0-2
0-1
) 3

NETHERLANDS
27'(PK) 35' VAN NISTELROOIJ
84' MAKAAY

西
Nishissu Eye's
 


Man of The Match by Nishissu :



GroupD 5th.Match in JOSE ALVALADE STADIUM / LISBON

CZECH
2 (1-1
1-0
) 1

GERMAN
HEINZ 30'
BAROS 77'
21' BALLACK

西
Nishissu Eye's
 


Man of The Match by Nishissu :



GroupD 4th.Match in AVEIRO MUNICIPAL STADIUM / AVEIRO

NETHERLANDS
2 (2-1
0-2
) 3

CZECH
BOUMA 4'
VAN NISTELROOY 19'
23' KOLLER
71' BAROS
88' SMICCR

西
Nishissu Eye's
 緒戦の結果が立ち上がりからの状態を物語っている.オランダはドイツ戦もギリギリでの同点劇.青息吐息なチーム状態? チェコはリードを許した状態からの逆転は,モチベーションを上げるにはこれ以上ない戦いだった.過去の対戦成績はチェコの3勝1敗2分だったりする.

 って,そんなコトを言っていると FK からのヘディングシュートでオランダが先制(苦笑).なんかキツネに摘まれた感じネ.だってその後もチェコが押してるもん.オランダはボールキープもままならない(ファールしてばっかりだよん).

#ファン・デル・サールはピノキオに見える ….

 チェコの攻めが一息ついた瞬間,オランダに追加点が入るんだけど … 私の知識不足だったらスミマセンが,ファン・ニステルローイがオフザイドポジションにいたの,真ん中に.でも彼に出さずにダービッツは左のロッペンにスルーパスを通して,DF ラインの裏からマイナスのボールをファン・ニステルローイにグラウンダーのセンタリング.もう合わせるだけでいいものねー DF もいないし … これでいいの?(爆) 一度もオフザイドポジションから復帰してない選手が,最終的触ったらオフサイドじゃないの? とっても不思議.

#でも実況も解説も何も言わないから正常なゴールなんだろう ….

 試合はあの2得点の場面以外はチェコの試合.オランダはチグハグなんだよねー.不用意に届きにくそうなトコに横パスなんてするからバロシュが奪って,1対1,1対2でも踏ん張って追いついたコラーにパス,さっきのファン・ニステルローイ並のゴールッス.追い上げる得点が入って俄然面白くなって機だぞん!

 前半の残りも後半の開始から20分までも全体的に押しているのはチェコ.オランダも引きっ放しではなく反撃もするけどねー相変わらずファールが多い.そんな最後の点から45分経過してようやく1点が入ったのは,チェコでした.コラーがポストになって胸トラップで落としたのを,途中出場のバロシュがノートラップでシュート&ゴール!とうとう追いついちゃった,ドイツ並の精神力と行動力だよね.んで直後に2枚目のイエローで(どっちもストップ・ザ・ネドベド)ハイティンガが退場.チェコが数的有利な状態になっちまった … オランダ・ピーンチっ!

 逆転するのは時間の問題と思ってた.ほんと15分しかない時間の問題.でもー今のチェコにはそんなのは関係ないね.オランダ守備をズタズタに引き裂いて大事に大事に勝ち越し点をゲット!そして試合は終了.連勝で予選突破決定だものさ.ほんと強いよ.この試合自体もここまでのベストゲームって言っても過言じゃないね.

 チェコ強いぞ!


Man of The Match by Nishissu : ネドベドと愉快な仲間達



GroupD 3rd.Match in BESSA XXI STADIUM / PORTO

LATVIA
0 (0-0
0-0
) 0

GERMAN

西
Nishissu Eye's
 目標はただ2006年,自国開催のW杯で結果を出すこと,それがドイツの大命題.今大会はその行程途中に過ぎない.けれども別に甘んじて自ら敗退する意味はないので,緒戦を引き分けで入れたのはまず及第点.ラトビアは初出場ながら自分らのポリシーを忠実に守ってカウンターサッカーを貫いた.負けはしたけど面白かったではある.なんてったって小林サッカーだものさ.今日はどうだろう?

#ゴール裏の観客がボールをパンチング … みんなグー!さすが欧州!

 お互いにシャカシャカするサッカー(自分の足に絡まるくらいの回転数で走り回る)ではないので落ち着いた立ち上がり.古き良き時代のサッカーを見ている感じで,なんだか懐かしい(苦笑).それでもJよりは速いんだけどさ.

 30分過ぎまで見てから,両チームとも攻め手が見つからないコトにようやく気付いた(爆).自国のサッカーはありつつも,それだけをただ愚直に推し進めるだけってのは感心しない.ベースはベースで相手によって戦い方も,ドレッシングを変える様にしないと.その味がどうも決まらないらしい(苦笑).

 中盤辺りからドイツのミドルシュートが多くなった.けど枠に行かないのでそれほど恐くはないですねぇ,ほんと攻めあぐねていますねぇドイツ.ラトビア的には.打たせとけばいいって感じ.自分達は攻めさせといてカウンターを行くぜって意志が画面からでも伝わる.前半はそのまんまスコアレスドローで後半へ(ロスタイムが1分ってのも静かな試合の現われだよね).

 選手交代もして DF ラインを1枚 MF に上げて,超攻撃姿勢に変化したドイツだけども,攻撃する人数が固定されてしまってるんでラトビアは守り易い.2列目・3列目と幾重にも畳み掛けるような攻撃じゃないとゴールを割るのは難しそう.ラトビアはもう攻めさせてカウンター,引き分けで御の字な戦い方.点取れれば,勝てれば,決勝トーナメントに行けるかも … 考えすぎるとやばいかもね.


Man of The Match by Nishissu : ちゃんと見たけど該当者無し



GroupD 2nd.Match in DRAGON STADIUM / PORTO

GERMAN
1 (1-0
0-1
) 1

NETHERLANDS
FRINGS 30' 81' VAN NISTELROOIJ

西
Nishissu Eye's
 欧州蹴球界の大御所がいきなり緒戦で相間見える.西ドイツ時代からもオランダとは宿敵というかそういう間柄だった.同世代に両国の精神的主柱とも言うべき,皇帝フランツ・ベッケンバウワー×トータルフットの体現者ヨハン・クライフが世に出たのが原因かも(私見です).

 それでもどっちかがプレーオフを経験しなきゃこんなことはなかった訳で(A組にスペインだし,C組はイングランド)実績と現在の実力とが必ずしもイコールにはなってないことを,他国が強国と肩を並べたりなんかしてるのを実感しちゃうッス.

 で,試合.両国ともベースはずっと昔から変わらない.それは歴史ある国だからできることさ.ポジションチェンジを繰り返しつつ2列目からの飛び出しで勝機を伺うオランダ.ディフェンスラインからしっかりとビルドアップしていく(攻めの圧力)ドイツ.サッカーの試合として正攻法,穿った見方でなく,素直に見れちゃうッスよ.

 先制点はドイツ.左タッチライン際からの FK.フリンクスが蹴ったボール.ドイツ FW もオランダ DF も,そしてファン・デル・サールでさえも … そのままゴールに入っちゃった(苦笑).こんな試合では得てしてよくあったりする点の入り方でございますわな.オランダ>ドイツ,だっただけにドイツ先制は素直に「面白い」そう思う.

 点を取られてからオランダのリズムがおかしくなった.パスが通らない.ファールが増えた.ボール回しが怪しくなった.サイド攻撃が影を潜めた(FW 孤立).個人の力量だけで打開しようとしてる.サッカーは一人ではできないですよ(ペレやマラドーナじゃないんだから …).前半はまま終了.控え室に戻る画像の中にビブス着たクライファートの姿が … 出れんのか?

 ダービッツとゼンデン交代.微妙な交代.ゼンデンはまだしもダービッツは効いてたような気がしたんだけどなぁオランダ.ドイツは交代はなし.そのまま逃げ切る算段,できれば追加点って感じだしょう.中盤以降ガシガシ攻めて攻められ堪えて耐えられての繰り返し.もうダメかね,なんか打開策ないじゃん.

 このまま行っちゃうかと思った残り10分.右サイドコーナー近辺で強引に奪ったファン・デル・メイデ@インテル.ゴールラインギリギリからすんげーカーブのセンタリングをニアに.そこには DF を背負ったファン・ニステルローイが後ろに倒れながら右足の甲で逆サイドネットに突き刺した.ナンテゴールや,アンビリバボーですな,これは.あのでかさでなんでこんな細やかな足技を魅せられるのか? それだけ凄い才能だわけね.

 残りの10分は見ごたえが合ったッス.両国の威信をかけて守りに入るとかではなく,交互に攻めあい.点が取れないのが今の両国の調子の悪さを象徴しているんだけども,それはそれで置いといて,この10分は「勝ちたい」と言うより「こいつらには負けられない」っていう意地の張り合いが見れて面白かったッス.


Man of The Match by Nishissu : 0.8秒で評価のファン・ニステルローイ



GroupD 1st.Match in AVEIRO MUNICIPAL STADIUM / AVEIRO

CZECH REPUBLIC
2 (0-2
1-0
) 1

LATVIA
BAROS 73'
HEINZ 85'
45' VERPAKOVSKIS

西
Nishissu Eye's
 どちらも新興国というイメージが自分にはあるチェコとラトビア.分離独立なんだけどどういう形で出来上がったか? スロバキアと対等の関係からの独立.ロシアの支配下からの独立.さて力強いのはどっちでしょう?

 前回の大会でそのキラ星の如く輝いたチェコ.見事3位という成績を収めたけども,驚き度合いの衝撃?は優勝したフランスよりも上だった(体感ですけど).そのメンバが熟成されての今回.バロンドール・ネドヴェドを筆頭に各国リーグでレギュラー張ってるタレント揃いだ.ラトビアは … スミマセン不明です@勉強不足以前かも ….

#ポボルスキーは長髪じゃないんだね ….

 試合は想定通り,攻めるチェコ×守るラトビア.ほぼラトビア陣内でのゲームに前半は終始.9:1でチェコ優性なんだけど,1は結構危険なのねん.ラトビアはほぼ自陣での守備に専念なんだけど,奪った場合は中盤を省略して前線の二人に放り込んで二人だけでシュートまで.恐い攻めです.間違いが時々ありそうで … トルコはそれで敗退さ.

 はい時々がやって来ました(爆).チェコが攻めて攻めて攻めて攻めてそれでも点が取れないのに,ロスタイムに入った前半終りかけ,自陣からの縦パス一本左サイドのプロコレンコフ.GK と DF の間に入れたグラウンダーはベルパコスキスへ.なんなくゴールさ.大丈夫かよチェコよ.

 後半に入っても流れは攻め続けるチェコ,カウンターのみを狙ってるはずの守るラトビア.それでもリードしているのはラトビアなので,無理はしないのも見える.逆にチェコは焦ってる感じがあり,です.決定的なチャンスを外しまくってたからなぁ.

 そんな時に,キャプ翼の滝君,ライン際の魔術師ポボルスキーが味方でさえも割ったと思ったラインを疾走,ゴールラインからも生還しセンタリング!(まさに漫画だね) みんな驚いてて GK も触れるのが精一杯.バロシュが落ち着いて×落ち着いて決めたのが印象的だった(苦笑).ラトビアはポボルスキーのマジックで DF が棒立ちになっちゃったのが痛かったなぁ.

 キャプ翼はまだまだ続く.ガンガン攻めるチェコ.ラトビアは引き分け狙いか,それともほんとに攻められないのか防戦一方.そして DF と GK の間に縦パス一本放られた時に,不用意に飛び出しちゃったラトビア GK.出るのは構わないけど触れもしないのは凡ミスとしか言えない.私にはこう聞こえましたよ.

「GK 飛び出したままだ!無人のゴールへシュート!ゴール!」


Man of The Match by Nishissu : キャプ翼よりも現実は奇なり